入院から・・・
1週間もしない内に・・・肺炎は治まり・・・
院内での生活が・・・老人ホームでのそれに近いまでになっていたのだが・・
食の細さから・・
点滴で・・栄養や水分補給をしてきた事が・・仇をしてか・・・
ベッドで横になっている姑に・・私たちが声をかけても・・
うす眼をあけ・・頷きはするがすぐまた眼をつむる・・・と言うことに・・。
食べ物を口から摂る事を拒否してしまった事で・・
気力がなくなっているようだった。
病院と老人ホームと私たちの3者の相談の結果・・・
環境を変えた方が良いかもしれない・・・と言う事で・・
入院から・・ちょうど2週間の・・24日の火曜日に退院してホームに戻った。
だが・・・
姑の状況は・・・環境が変わっても・・変化なく・・
先週は・・嬉しそうに頬張った姑の好きなパンにも反応せず・・
介護士さんたちが食べ物を運んでも・・舌で押し返したり・・顔をそむけ・・
食べようとする意志が全く見られなくなり・・
また・・点滴に頼らざるを得なくなった。
そんな・・昨日・・・
たまたま・・入院していた病院の出張診察にぶつかり・・・
先生から・・・
血管が細くなっていて・・点滴をするための血管を取るのも難しくなっている上に・・
今よりカロリーを増やす事を考える時期に来ている・・。
そこで・・・
胸から肩にかけての位置に小さな穴を開けてそこから点滴をするか・・
鼻から胃に掛けて・・チューブを入れ・・
流動食を流し入れる・・のどちらかの選択をして欲しい・・。
そう・・言われた。
私は・・トーと合流・相談の結果・・
(どちらかと言えば・・の前提で)・・・先生の勧める・・
人間の体が生きていくうえでの自然な活動を促す・・流動食を選択した。
姑は・・寝ていても・・手足を頻繁に動かしているので・・・
チューブを外す恐れもある事から・・
手指を自由に使い難くするための・・ミトン形態の手袋をはめる事も了解した。
ホームに常駐の看護婦さん・介護士さんは
流動食での処置はしながらでも・・・
根気よく・・食べ物を口に運ぶ努力は約束します。
他の入所者さんが・・・それで回復した例も有りますからね・・と 優しい。。
実は・・・
先生との面談の前・・・
ホームの介護士さんたちに・・・
あの病院への再入院は避けたい理由を言ったら・・
先生に・・正直な気持ちを話した方が良いですね・・と言われ・・
勇気がいる事だったけど・・・
この時の事を話し・・
申し訳ないですが・・・退院して正直なところホッとしている・・・と
暗に・・同じ病院への再入院は拒否の姿勢を示してもきました。