経営者は楽観的である??
中国諸子百家の一人、荀子の本を読みました。 「荀子の本」というより竹村健一氏の「荀子評」の本です。 氏は荀子を模範にしていて(というよりか自分の考えと似ていて)、愛読しているとのこと。 荀子は「好きなことをやることが大事」。「恐怖と不安は欲からはじまる。欲を取り除くには道を礼義で行えばよい」ということを言っています。 面白いなと思ったのは、竹村氏は「経営者には楽観的な人が多い気がする」と言っていました。 恐怖と不安が出ていれば経営はできないでしょうし、他にもだらしない上司や教師が増えたと言われていますが、これも同じ理由なのではないか?と指摘しています。 ほかにも色々書いてあり面白いです。今後、孟子、韓非子と共に比較読書をしたいと思っています。