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~大丈夫日記~

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プロフィール

甘栗♪

甘栗♪

2006年12月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
8時に起床。
起きて少ししてから、
パニック時のための頓服「ソラナックス」を飲む。

「不安を感じなくなる薬」があるなんて、
病気になるまで全く知らなかった。
今年はいろんなことを学んだ1年だった。

お風呂に入り、身支度。
メイクは患者らしく簡単にして、9時半に出発。

…久しぶりに薬を飲んだので、電車に乗る頃にはすっかり
フワーっといい気持ちになり、眠くなる。

検査では鎮静剤を多めに打ってもらうことになっている。

「麻酔」ではないので大抵の人は意識があるままで
ボーっとするだけらしいのだが、
それでも検査時の苦痛は無くなるという。

でも、私の場合は「薬は多めで」というオーダーが
内科の先生から出ているし、絶対に寝る!と眠る気満々。

雨の中、10時半過ぎに病院に到着。
ここに来るたび、入院していた頃を懐かしく思い出す。

年末でガラガラだと思っていたのに、
検査室周辺は検査を待つ人で混み合っていた。

11時に名前を呼ばれて検査室の中へ。
「はい、まずこれを飲んでね」と看護師さんから
小さいコップを渡される。

水で溶いた片栗粉状のもので…
これがとにかく、まずーーーーーーーーーーーーい。

うげーとなっていたところで、今度は喉の麻酔。
喉の奥に溜めて吐き出す、というあれか。
家でお茶で何度か予習していたので、これは自信がある。

…しかし、これもまずかった。
それに、吐き出さずに飲んでください、と言われた。
麻酔がどんどん効いてきて喉が膨張したように感じて、
なかなか飲めない。
やっとの思いでごくんと飲み込む。

この時点でイヤーな気持ちになってきていたが、
看護師さんの「ではこちらに来てくださいねー」という
サクサクした仕切りで、検査用ベッドに寝かされる。

「はい、こちらに身体を向けて横になってください」
と横を向いて足を軽く折り曲げ、
検査用のポーズでそのまましばらく待つ。

隣りの検査ベッドから
「うげー、うげー、げほげほ…」という患者さんの
苦しそうな声が延々と聞こえてくる。

…私はどうせ寝ちゃうから平気平気、と思いながら
ボケーっとしていたら、担当してくださる先生登場。

優しくて爽やかな感じ。本当にこの病院は素敵なドクターが多い。

「はい、それではこれを」とマウスピースをテープで固定される。
ここからカメラが入るのか。
口が開きっぱなしの状態で固定されているので、収まりが悪い。

「では、お薬を注射しますね。まず消毒しますよー」
優しい口調が、M先生に似ている。…M先生元気かな。

「はい、ちょっとチクッとしますよー」
チクッとしてすぐに、頭の中がボワーっとなって意識が無くなった。

…検査室のザワザワした音で目が覚める。
 
あれ、ここどこだっけ?
あー、病院だ。

周りには誰もいない。1人で気持ちよく寝ていた。
マウスピースも咥えてない。
あら、もう終わったの?と思ったものの、まだ眠い…。

誰もいないし、もうちょっと寝ちゃえ、と思ったら
「はい、注射のところのテープだけとりますねー」と
看護師さんがカーテンを開けて入ってきた。

「麻酔で気持ちよくなると気が大きくなる」という
前例と同じく、やはり今日も態度が大きくなり
「まだ寝てていいんでしょ?」と馴れ馴れしく訊く。

「はい、大丈夫ですよー」という
看護師さんの笑顔に安心して、本格的に2度寝。

それからまたかなりの時間、寝たと思う。

「もうそろそろ起きられますかー?」と優しく起こされ、
やっと「起きてみるか」という気持ちになる。

時計を見たら、午後1時半。
こんなに時間が経っていたとは…。

「まずは食事を採って、しばらく休んでから帰ってください。
 まだまだ薬が効いているので、駅のホームを歩く時は
 落ちないように端を歩かないで。あと今日はカフェインはダメです」など
 今後の注意をいろいろ聞く。

最上階のレストランで昼食をとる。
まだまだ頭がボーっとしている。

会計を済ませて外に出たらますますすごい雨。
近くのカフェでホットミルクを飲んで
ボケボケしながら帰る。

それにしても、本当によく眠った。
気持ちのいい昼寝だった。

胃カメラ、ホントに飲んだの?というぐらい、
全く何も知らないうちに終わっていた。

それにしても、薬ってすごい。
MRIも、こうやって眠らせてもらえば怖くなかったのに…。

帰宅してからも喉や胃の痛みはなく、ホッとした。
結果は年明け。

とにかく無事に終わってよかった。





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最終更新日  2006年12月31日 16時13分32秒



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