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カテゴリ:ライトノベルス
コバルト文庫(集英社)
雑誌のコバルトに掲載された作品の文庫化 「揺籃の瞳」と「晴嵐姫」 バルヴァローズの7大陸を舞台にしたお話。 世界には瘴気がたまっていた。喪月神の放った瘴気から世界を守るため、母なる創世神が眠りについた。人間が放つ陰の気が世界を破滅に追い込みかねない。 その瘴気を分解することができるもの、聖石を抱いて生まれてきた子供たち。この、「聖石の使徒」はそういう者たちの話である。 今回は番外編のようなもの。 生まれた時の預言で、祖国にあっては災いを呼び寄せ、望まれた地にいると福音をもたらすとされた王女の話。 戦争に敗れ、講話の条件として、隠されていた王女を王太子の花嫁にと望まれた紫蘭国は、王女エーメンティアを翼飛国に送る。しかし、その一行は連日、賊の襲撃を受けることになった・・・ シリーズで読んでいると、あ、これはぁぁと思う点が多々あります。話としては単独なのですが、やはりこれは世界の設定のこともありますので、シリーズとして読むべきでしょう。 ちなみに、いまのところ 「其は焔をまとう者」「其は力を放つ者」 「其は天秤をかざす者 1 2」 「其は水に遊ぶ者 1 2」と出ています。 聖石の使徒(揺籃の瞳) ( 著者: 前田珠子 | 出版社: 集英社 ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.06 23:28:25
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