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カテゴリ:ライトノベルス
角川ビーンズ文庫
彩雲国シリーズ4冊目です。作者が「茶州前編といった感じです」と書いているとおり、茶州編スタートというところでしょうか。 前回、彩雲国の王様、紫劉輝の特別措置で、国試の1位合格者の杜影月(13歳の最年少合格者)と3位合格者の紅秀麗(はじめての女性合格者、彩七家の一つ紅家のお嬢様)は、もっとも内政の荒れている茶州の長官(茶州州牧)に任命された。 通常は1人なのだが、2人セットの任命。おまけに州牧が2人なんだから補佐も2人と元茶州州牧だったことが判明した浪燕青も追加で補佐に。また、茶州は危ないからという理由で護衛武官として茈(し)静蘭(紅家の家人、実は死んだとされている清苑公子)と、そして茶太保の妻に使えていた少女、香鈴という、かなり妙な5人組が茶州に向かいます。 前巻の終わりで、茶州州牧に任命されたので、たしかに次は茶州の州牧としての2人かと思ったら・・・そもそも茶州行くのが大変。そういえば、浪燕青が都にきたときも、茶州から追っ手、暗殺者が山のように追いかけてきたということだったから、たしかに茶州の実権を握る「茶家」が、新州牧を妨害するだろうということは予想できましたけど、1巻かかって州都にたどりつけないっ。 今回は、また謎の?美形が登場。秀麗に惚れた男またお一人~~。 しかし、今回もまたやっかいな人物です。それにしても、もっと普通の人がいないのかぁぁ。 また、今回は、静蘭と浪燕青の過去の話も出てきます。 静蘭くん、弟になら譲ってもいいなんて思っていると、鳶にアブラゲかっさらわれるぞ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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