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カテゴリ:ライトノベルス
流血女神伝シリーズ
帝国の娘(前編、後編)、砂の覇王(1~9)、女神の花嫁(前中後)、暗き神の鎖(前中後)17巻目 今回で、ザカール編は終了です。 猟師の娘として育ったカリエが、病の皇子の身代わりとして暮らすことになったルトヴィア編(帝国の娘) 本物の皇子の死で、身代わりの必要がなくなり身の危険を感じ側近のエド(カリエを攫ってきた剣士)とともに皇子宮を脱出したカリエは奴隷に売られ、砂漠の国エティカヤの王子の後宮に入れられてしまうエティガヤ編(砂の覇王) カリエを見守ってきたザカール人の美女ラクリゼの過去をかかれているラクリゼ編(女神の花嫁) エティガヤの王となったバルアルの正妃として王子を出産したカリエにザカールの手が伸びるザカール編(暗き神の鎖) カリエは舞台が変わるたびに呼び方も変わってきます。 ギウタ皇国の皇女として生まれたときは、カザリナ皇女。ルドヴィアの辺境で育ったときはカリエ。皇子宮では、アルゼウス皇子。男装してバルアンの小姓をやっていたときはカイ。そしてバルアンの正妃になるときに、ディエーマ。 この小説のタイトル、「流血女神伝」。なぜそういうタイトルなのか、今回の話で見えてきました。流血女神としておそれられているザカリア女神。ルドヴィアで信じられているタイラス大神の母にして妻。そしてタイラス大神によって、封じられてしまった女神が目覚めようとしている。「女神の娘」であるカリエと「女神の花嫁」であるラクリゼを使って。次回から最終章スタートだそうです。 暗き神の鎖(前編) 流血女神伝 ( 著者: 須賀しのぶ | 出版社: 集英社 ) 暗き神の鎖(中編) 流血女神伝 ( 著者: 須賀しのぶ | 出版社: 集英社 ) 【本日の言葉】 p80 「人間は結局、自分の見たいものしか見ない。そのようにできている。ならばはじめから、自分の望みだけを見ていればよかろう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.06 23:39:35
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