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カテゴリ:小説
ハヤカワ文庫JA
とうとう98巻です。とうてい100巻じゃ終わりそうもありません。97巻では、グイン捜索に出ようとしていたケイロニア軍の前に、マリウスが現れた話でしたが、今回はノスフェラスのラゴンのところにいるグインの様子から始まります。あいかわらず記憶喪失状態です。しかし、ここから出て行かなくてはいけないという思いで、ノスフェラスを出て行く決心をします。夢の中で、アキレウス大帝が、リンダが語りかけてくるのですが、懐かしい思いはしても、それが誰なのかわかりません… 何かきっかけがあれば、きっと思い出せるとは思うのですが、なんかもどかしいという状態です。グインは記憶は失っているけれども、体力も技能も判断力も衰えているわけではないので、与えられた情報で必死に判断しようとします。これは敵なのか味方なのか、利害関係があるのかないのか・・・ グインサーガの第1巻でも、記憶を失って現れたグイン。 豹頭の戦士でたしかに今回と同じような状態でした。違っていたのは、今回はグインはすでに中原で「ケイロニアの豹頭王」として知られた存在であったこと。 さて、今回出てこないケイロニア軍はどこにいるのでしょうか。無事グインに巡り会えるのでしょうか? 次の99巻は2月発売だそうです。 【楽天ブックス】グイン・サーガオフィシャル・ナビゲーションブック グイン・サーガの最新巻のリンクがないのはともかくも、1冊もないってどういうこと??マンガ版は出てきたのに。 で、ナビゲーションブックのリンクを載せました。外伝を入れると100巻を超しており、さすがに気軽に読み返せる巻数を超えています。当然のことながら、忘れているところも多いので、あると便利です。 【本日の言葉】 p25 「俺は、俺だ。俺はーたとえどこからきたのか、何者であるのか、なぜこのような異形の顔容をしているのか、知らなくとも、それでも俺は俺以外のものではない。俺は伝説にはなれぬー俺は、俺のやってきたところを、俺の生きてきた軌跡を知りたい。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.07 23:26:34
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