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カテゴリ:ライトノベルス
角川ビーンズ文庫
ローゼンクロイツ・シリーズの作者の新シリーズです。 「ダルタニアンが女だったらおもしろいかも」と作者があとがきで書いているように、三銃士(しかも原作に少年少女世界の名作に入っているようなイメージ)のダルタニアンの女の子版です。 アンジェの田舎で男の子同然にそだった銃士の孫、ジュリアは領主の息子との突然の婚約話に驚き、家を出る決心をする。祖父の昔の同僚だった銃士(今は銃士隊の隊長)からもらったという紹介状と、ジュリアが嫁に行く日のためにためてあったという金貨を持って・・・・ ひょんなことで、銃士隊の3人と知り合い、そして王妃の指輪を取り戻すために密命を帯びて4人で隣国へ・・・ とまあ、三銃士のストーリーとジュリアの出生の秘密(読者にはばればれですが)で、話がすすみます。 ローゼン・クロイツシリーズの舞台と同じアキテーヌ王国が舞台です。時代は・・・ローゼンより前なのかなあ。 主人公のジュリアはともかくも、三銃士の一人、ユーグと謎の騎士、クロードとの関係が気になります。 最初のシーンで出てきた「モンフォール伯」 以後まだ出てこないのですけど、これも気になる名前ですね。 ところで、三銃士というと、大和和紀さんのマンガ「アラミス’78」を思い出してしまいました。いえ、これとはまったく関係ないんですけど、78年というとすでに四半世紀過ぎている???? 【今日のお言葉】 p209「自分の道を切り開くためです」 「マスケティア・ルージュ」志麻友紀 角川ビーンズ文庫 ISBN4-04-445115-X お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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