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ハヤカワ文庫JA
とうとう99巻です。でも、グインはあいかわらず記憶を失ったままルードの森です。この巻はまさに、グインとイシュトヴァーンの話です。 グインは、記憶を失ったままとはいえ、その判断力やカンが鈍った訳ではないので、イシュトヴァーンも、まさかグインがまた記憶を失っているとは気が付いていません。しかし、なにやらおかしいということは、気が付き、これが彼の不審を強めています。 グイン・サーガのはじめのころ、豹頭の戦士グインと虹の傭兵イシュトヴァーン、亡国のパロの双子のリンダ王女とレムス王子の4人の冒険の頃とは、変わってしまっています。この森はまだ続くので、次の100巻の舞台も、1巻と同じルードの森なのかなあと妙に感慨深く思います。 【本日の言葉】 p.103「なんて、長い旅なんだろう。なんて、長い」 「ルードの恩讐」栗本薫、ハヤカワ文庫JA ISBN4-15-030781-4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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