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カテゴリ:ライトノベルス
「少年陰陽師 其はなよ竹の姫のごとく」結城光流(角川ビーンズ文庫)
少年陰陽師シリーズ14巻目、番外短編集第2弾です。 今回収録されているのは、The Beansの2号、3号、4号に掲載された短編と書き下ろし1編です。 「玄の幻妖を討て」 左大臣家の若君(道長の息子)に呪詛が? 「触らぬ神に祟りあり」 霊障に悩まされているという少納言家に出かけたが 「その理由は誰知らず」 昌浩の下の兄、安陪昌親の小姫が危ない 「其はなよ竹の姫のごとく」 昌浩の長兄、成親の結婚秘話。 全部まとめると、にいちゃんずスペシャル・・・だそうです。 よく考えるといままで、にいちゃんたちの紹介みたいなものがなかったような。また、今回の短編集を読んでいると、殿上人と地下人の違いというか、貴族の中の格の差というか考えてしまいます。 源氏物語とか枕草子とかの舞台は、殿上人のなかでもほんとにトップクラスの人ばかり出てくるから、少納言って結構「下」なんじゃない?って思うけど、やっぱり偉いんですよね。たぶん。 【本日の言葉】 p16「言葉の通じない子どもには、口で言ったってだめだからな。だから体で覚えさせる。当然だ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.03 23:17:44
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