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カテゴリ:ライトノベルス
「斎姫繚乱」シリーズ7巻目、「斎姫異聞」シリーズ15巻と外伝1巻を含めると、23巻目 平安時代、藤原道長が左大臣の頃。源義明は四位の蔵人権頭。先帝(だったかな?)の妹宮を妻にしている。この「宮」は、伊勢神宮の斎宮であった母が産んだ「神の子」であり、九曜の式神を従え、不思議な力を有する。一方源義明は本人が気づいていないけれども不動明王の力を持ち、清浄な気を発する。このことに気づいた宮が、義明に降嫁した。 以後、宮と義明とで、都の魔を祓ってきた。 ここに夜の世界から来た月の姫「香久夜」 帝位を呼び寄せるという龍の宝珠 龍を封印するために魂の半分と記憶を持っていかれた義明 再度、龍を復活させようとしている香久夜 そしてだんだん…というか、どんどん人間離れしてくる義明… そもそもタイトルから言って宮が主人公だと思っていたのですが、最近どんどん殿が摩訶不思議な存在になってきています。殿は、多少は感覚がするどいだけの人間だったはず・・・ 【本日の言葉】 p224「この体躯に戻って、俺の残り半分の記憶を知って…ああ、俺はきっと何度生まれ変わったとしても、魂の断片だけになっても、それでも宮様を好きになるのだと、自分の気持ちに自信が持てました」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.10 21:58:56
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