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カテゴリ:ライトノベルス
角川ロビー文庫 「子供の領分」「子供の領分リターンズ」「子供の領分ハイパー」等通じて12巻目で、『ガキ領ハイパー』完結編 高校サッカー地区予選をきっかけに再開した広海をはじめとする元ランチャーズの面々。中学サッカー部乱闘事件から3年、その原因となった暴行事件を起こした少年が少年院から戻ってきた… このシリーズって、ルビー文庫なんですけど、ほとんどボーイズラブ的なシーンはないのですが、やはり吉原理恵子さんの作品なので(?)このカテゴリにしておきます。 今回の小林君が期待する「それなりのご褒美」って(^^;) ちょっと今後の展開を期待しちゃいます。 それ以外は、やはり話はちょっと重いですね。 悪いことをした本人は、その罪悪感を軽くするために、謝罪を受け入れてほしいと思うけれども、被害者としては、時間がたってやっと心の傷が治ってきたところにそのような、昔の傷をえぐられるようなことはしてほしくない。 謝罪は誰のためか? 【本日の言葉】 p292【罪は、真摯に悔い改めれば許される】 救済は、たしかに必要なのかもしれないが。極端な話、それは、あくまで加害者側の傲慢な理屈なのではないかと陽一は思うのだ。 本当に救済されるべきは実害を受けたものであるはずなのに…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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