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カテゴリ:小説
グイン・サーガ106巻です。前巻の続きです。グイン、マリウス、フロリーとその息子スーティ、そして前巻の最後で出会ったリギアの5人が、パロに向かいます。いったんフロリーたちを捕まえたアストリアスもあきらめずに、フロリーと息子、そして自分を落とし入れた憎いマリウスを追います・・・ 急がないと追っ手が来るのに、いつも自分を卑下し、謝ってばかりいるフロリーにリギアはいらいら。ついきつい言葉になり、スーティからは、お母さんをいじめる悪いおばさんにされてしまいます(^^;) う~ん、たしかに。グインは人間できているから(?)言わないけれども、状況がわかればわかるほど苛立つでしょうね。 フロリーの息子の素性がアストリアスに知られ、さらにゴーラの間諜の耳にも入ったことから、フロリー親子とマリウスが掠われてしまいます。 それにしても、マリウス、やっぱり力ではまったく役にたたない(^^;) こうやって考えてみると、記憶を失ったケイロニア王グイン、パロの王子であり今となっては第一王位継承権をもつマリウスことアル・ディーン。そしてゴーラ王イシュトヴァーンの息子とその母親。まさかと思うようなメンバーです。さて、この後どうなることやら・・・ 次は、107巻4月発売予定だそうです。 さすがにもう毎月刊行は無理でしたね。 【本日の言葉】 P205「何かを得たければ何かを支払うほかはない」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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