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カテゴリ:ライトノベルス
角川ビーンズ文庫「悪魔の皇子」シリーズ完結です。 「アストロッド・サーガ」「ブラインド・ソーサリー」「ワールド。テンペスト」「闇のための詩歌」「ウインター・プリズン」「キング・スレイヤー」の6巻です。 狂気の王が力を手に入れるために闇の世界の偽神を呼び出し、皇女2人を与えた。闇の供物として捧げられた皇女たちはそれぞれ皇子を産み、一人は死に、一人は狂った。 国王の第一皇女から生まれ、闇の力を持つシェラバッハと第二皇女から生まれ力を持たないアストロッド。やがて異父兄たちを始末してシュロウ皇国の王となったシェラバッハ。アストロッドはシェラバッハの異父兄たち同様、謀反人として始末された・・・はずだった。 主人公は、このアストロッド。その身体は滅んだが、心はシェラバッハに嫁いだルーディン国のナシエラ姫の中にあった・・・ 本当は1巻で終わった・・・と思っていました。しかし、死んだはずの2人が復活し、アストロッド(ナシエラ)はシュロウの敵、多諸島連合軍に与します。前巻「ウインター・プリズン」はシュロウ皇国に戻ってきたナシエラ皇妃(アストロッド)の話、そして「キング・スレイヤー」ではアストロッドはまた多諸島連合軍に向かいます。 巻が進むにつれ、アストロッドは主人公らしく?なってきましたが、ほんと最初は、性格悪い・頭悪い・怠惰って感じでしたね。悪の化身的なシェラバッハ兄さんの方がすてきだった・・・ 【本日の言葉】 p222 「だからな、友よ、俺を待つな」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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