|
カテゴリ:ライトノベルス
小説ウイングスで読んで、結局、今のところ発売されている5巻(2巻+新3巻)を買い込みました。ついでに、マンガの「ジョーカー」文庫本4巻。あと1巻あるのですが、まだ未入手です。 麻城ゆうさんの小説というと「月光界」シリーズ。その独特な世界が好きなのですが、この話も未来の社会制度が、合成人間と(来るべき)新人類というものを含んでいて、ユニークです。 小説の方は、主人公はドラマで特捜司法官を演じる俳優の秋津秀。そして、彼にいろいろな事件でかかわってくる特捜司法官スペードのエース。特捜司法官という合成人間が、刑事と検察官と弁護士と裁判官を死刑執行人を兼ねることが出来る。もっとも数は非常にすくなく各惑星系に13人。地球にいるのはおもに「スペード」の13人です。 合成人間は一般的には人権はなく、主に人間のいやがる労働などに従事し、人間型をしていないものも多い。しかし特捜司法官は、人間型をしており人間以上に高性能な機能を持ち、司法コンピューターと同等の頭脳を持つ。しかしただ一つ、その眼球は銀色であり、それが彼(または彼女が)特捜司法官であることの印にもなっている・・・ 人間と同等とは扱われない合成人間が、人間を裁く。しかし彼らはその能力の高さから細胞の劣化も激しく寿命は45年と言われるが、能力の劣化前に解体される存在でもある。 ところで、先日太陽系の惑星が12になるというニュースがありましたが、新3巻あたりに、関連の話題がのっていました。もちろん、惑星になれなかった星という意味でしたので、惑星になっちゃったから、少々話変わってくるなあと思ってしまいました。 【本日の言葉】 p120 あなたは私利私欲では動かない。けれど、それが愛する者の命に関わるような場合のみ理性が飛ぶんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.22 00:17:10
コメント(0) | コメントを書く
[ライトノベルス] カテゴリの最新記事
|