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カテゴリ:マンガ
ファイナル・ミッション ウイングス・コミックス(新書館) 「ジョーカー」シリーズ(コミックス版)8巻目。タイトルのとおり最終巻です。 文庫ではこれまでの7巻分が4巻で出ています。 人類が太陽系内の主な惑星や衛星などに居住している時代。主人公の六道リィンは地球の日本州警に勤める警部補。ある事件がきっかけで女性の姿をした特捜司法官のジョーカーに出会った。 特捜司法官は、高度な身体能力を持ち、司法コンピュータと同等の判決能力を有するとされる合成人間。彼らは銀色の人工眼球を有し、そのことではっきりと区別される。 4大星系に各13人いるという特捜司法官のなかでもきわめて特異な存在であるジョーカーは、男にも女にも変身できる。いろいろな事件に関わっていくうちに、リィンはいつしか彼女を愛するようになっていった。しかし、高度な能力を有するが故に細胞機能の低下も早く、寿命は45年というが、能力劣化防止のため寿命をまたず解体処分される。 ジョーカーは、特捜司法官として長く勤めてきた。やがて彼女も「解体」される日が・・・ 今回の「ファイナル・ミッション」は、最初に「ジョーカー」が描かれてから18年たって出たコミックスです。7巻(文庫版では4巻)で、リィンに別れを告げたジョーカー。 「本気の恋人はいらない」8ページの短編 「運命の恋人」 「ファイナル・ミッション」の3話が入っています。 小説版の「特捜司法官S-A」と一緒に見ると、やはり、「合成人間」とは?人権などのことを考えてしまいます。その点では、最後のシーン・・・未来のワンシーンが希望のように思えます。 【本日の言葉】 ジョーカー 君を忘れないで幸せになるよ 君と出会ったことが現在の僕を形造っている ジョーカーに触れたことが ジョーカーと話したことが 心のDNAに刻み込まれて 次に僕と出会った人が ジョーカーの心のカケラを受け取って そうして君の生きた証は受け継がれていくんだ 君がいなくなっても 僕がいなくなっても 未来までずっと…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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