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カテゴリ:ライトノベルス
ウイングス文庫でファンタジー&SFフェアをやっています。特別企画として、書き下ろし「プチ文庫」全員サービス。・・・・欲しい。しかし、それには9~11月の新刊4冊のうち2冊分の応募券が必要・・・という抱き合わせ販売でした。 お目当ては「三千世界の鴉を殺し」。もちろん1冊はコレ。あと1冊は、どうしよう。 読んでいないシリーズの8巻目なんかしょうがないし、ということで(1)であるこのモンスターズ・イン・パラダイスを数あわせに(笑)購入。 しかし、まあ結構おもしろくって2巻が出たら買っていいかなって感じです。 人間とモンスター(神話的人類)共存する大都会。アイオニア連邦ブルームフィールド市。 田舎から出てきたばかりの新米捜査官ジョエルは着任早々「神話的人類」専門部署に配属された。しかもコンビを組むことになったカードは意地悪でひねくれ者の吸血鬼だった・・・・ とまあ、人魚、吸血鬼、ゴルゴンなど、いろいろな神話に出てくる半人半獣などが登場します。 最初読んだ時に思ったのですが、大陸有数の摩天楼の都市で、5つの巨大な湖を結ぶ水上交易によって発達した・・・というとイメージはシカゴなんですけど。(違うかなあ) 旧世界で長く続いた戦争に巻き込まれなかったせいで、戦争特需のため好景気が続き、大都市ではガス灯やランプを使う家が減り電灯が増えてきた。庶民は自動車は無理でも、電気冷蔵庫や扇風機、蓄音機、そして電気トースター^が普及してきた・・・というとやはり第一次世界大戦後のアメリカあたりのイメージです。もちろん、現実には「神話的人間」はいませんけど。 なんとなく、レトロな雰囲気です。 p190 「…人間との友情は難しいものです」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.02 22:36:36
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