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カテゴリ:ライトノベルス
クラッシュ・ブレイズシリーズ6巻目 一応1巻完結という形式ですけれども、ストーリーとしては前巻からの続き。 不老不死を望む金も権力もある老人たちの企みで、前回はルウが酷い目に遭いましたが、今回もまた、懲りない面々が登場します。もちろん、お返しはします。 今回は私立の全寮制名門女子校が舞台。季節はずれの転校生2名。黒髪と銀髪の美少女です・・・ そもそものきっかけはこの女子校の生徒が行方不明になり発見されたときは、なにも反応しない生きたお人形状態になっていた。しかも調べてみると妊娠していた・・・ 大学惑星の学長から調査依頼?を受け、ルウがリィとシェラとともにその惑星に向かいます。 名門女子校の学生生活がおもしろいです。 参考文献をみると「アメリカのスーパーエリート教育」「パブリック・スクールからイギリスが見える」とかあるので、その辺がモデルでしょうかねえ。それにしても、「上流階級」限定のお嬢様学校。特例措置で「中産階級」の少女たちにも試験的に門戸を開くことにしたが結果は芳しくなかった、という。中産階級や労働者層は「自分たちとは違う世界の人たち」と割り切っていて、貧困など嫌悪するよりも、好奇の対象になるという・・・ ちょっと想像つかない社会です。 p173 「喧嘩はね、この間あなたが終わらせているのよ。今回のこれは喧嘩にもならないーあたしはここに後片付けにきただけよ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.26 16:18:16
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