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カテゴリ:ライトノベルス
朝日ソノラマ、吸血鬼ハンターDシリーズ 今回は、Dと旅する女戦士イリヤの話です。旅の途中、たまたま出会った女ハンター。 貴族の若い墓守と刃を交えようとしていたDは、若い娘に声をかけられる。 「彼は弟です。その勝負、譲ってください」そして吸血鬼と化した弟を自らの手で廃した美貌の女騎士は名をイリヤと言った。家が貴族に襲われ、一人生き延びたイリヤは、こうやって呪われた存在になった兄弟を斃す旅を続けていた。 平凡な娘としか見えないのに択一したハンターの技量を持ち、優しさと非情さが混在する娘。そして彼女を狙う貴族の配下の者たち・・・ 今回の同行者イリヤ・・・名前でつい昔のテレビドラマ、「0011 ナポレオン・ソロ」に出てきたイリヤを連想しちゃいました。あっちは男ですけど。 ドラマといえば、このDシリーズ、話は全然違うのですが、なんか水戸黄門シリーズのようなストーリー展開だなあと思います。人間との混血のダンピールなんかとバカにしていた貴族が最後に「あの方」の血筋を気がついて、「あなたは・・・」とか「あなたさまは・・」とか口調が変わってくるのが、隠居じじいが水戸の御老公様と気がついて平伏する悪代官みたいだと (笑) ストーリー上の時間がいったいどのくらいたっているのか、ご神祖は今後どうなるのか、いつまでDは旅を続けるのか・・・長いシリーズなので、ストーリーも大分忘れかけてしまっているのですが、これって、そもそも完結へ向かっているのでしょうか? 【本日の言葉】 p150「伝説がまたひとつ滅びたーー行くぞ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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