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カテゴリ:ライトノベルス

コバルト文庫「天を支える者」の番外編です。中編2作です。
今回は、本篇がいったん一つの事件?が終わったということで、ストーリーの進行上とは直接影響しない話です。

ナルレイシアが故郷から出てくることになった原因となった男爵家のバカ息子とばったり出くわしたことから始まります。

「罠は、蜜の味」
都会に来れば単なる田舎の下級貴族の息子にすぎないが、田舎ではご領主さまのあととり息子、容姿にも自信があったにもかかわらず、自分になびかない田舎娘(ナルレイシア)を強引にモノにしようとしたが逃げられて、自分を誘惑したあばずれ娘だと「ないことないこと」の噂をばらまき、故郷にいられないようにした張本人。
おまけに今度はナルレイシアの友人の従妹まで毒牙にかけ、ひどいしうちをした・・・
ということで、ナルレイシアとマルルーネが、バカ息子を罠にかけてやろうと画策します・・・

それにしても・・・・・馬鹿息子です。もう、やんなっちゃうぐらい。
それでも、悪知恵の働く友人がついているのでなんとかなっていたようですけど、悪知恵といったらもっと上手はいるようです。

「それは初夏の蒼穹の下」
罠にはめる快楽?を味わった後の話です。短編ですが、・・・にやっと楽しい

それにしても、本編はなかなか進みませんね。そもそも、本編よりも外伝のほうが冊数が多いということもあるし、作者も忘れていないようだから、ま、いいか。





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Last updated  2007.06.07 23:12:15
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