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カテゴリ:BL
角川書店のちょっと大きめ(高め)なシリーズで、「ロッセリーニ家の息子」2作目です。 前作「略奪者」は、タイトルと主人公がちょっと違う気がしたのですが、今回はまさに、ロッセリーニ家の三男、ルカが主人公です。 日本人の母親とシチリアのマフィア・ロッセリーニ家の当主の三男として生まれたルカ。規律の厳しい家から逃れて、母親の生国である日本への留学を希望していた。しかし、兄(異母兄)たちが突きつけてきた条件は、長兄の補佐であるマクシミリアンを護衛役として同行させることだった・・・ もちろんBLなので、・・・案の定の展開です。そういう意味では先が見えるので、安心して?読めるという点でいいですね。 今回は前作「略奪者」の主人公(だよね?)である早瀬瑛くん(実はルカの異父兄)は登場しませんけど、瑛の存在が重要なポイントに・・・ということで、「略奪者」も読み返しに入ってしまいました。 表紙を見ていて気がつきましたが、「略奪者」も「守護者」も2人のうち一人が前を向いていて、一人が後ろ向き、で、裏表紙をみると(略奪者のほうなど、折り返し部分まで広げてみると)逆方向からの絵になって、表紙とは別の方のお顔が・・・ こういうところなども、しっかりシリーズです。 ということは、あとは次男か??? 【本日の言葉】 p197「弱い者を暴力やクスリでねじ伏せるのとどちらが卑怯です?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.01 23:38:53
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