りゅうてん日記・・・こぶ付き

5月5日早朝。

トイレに起きた後（妊娠後期はとにかく頻尿・・・汗）ウトウトしていると、ドロッと何かが出てくる感触がありました。

・・・・・・キタ～～～っっ！！！＞＜

流石に今回はピンときました。
多分、絶対、出産の兆候！

よしっ！よしっ！！旦那が休みの日に産める！たぶん！！

トイレに行って確かめると、おりものなのか破水なのか？
薄く血が混ざった液体が少し出ていました。

痛みは殆ど感じないものの、8分おきくらいに陣痛らしきものを感じたので、旦那を起こすことに。

「もしもし！もしもし！！始まったみたいですが・・・」

「へ？！へ？！始・・・？何が？」

何がってああた・・・(汗）。

「だ～か～ら！陣痛！ちょっと破水したっぽいし」

「ええええっっ？！大丈夫？！大丈夫なの？！起きる、今すぐ起きるから！！」

慌てて起きる旦那を横目に、助産院に電話をしました。
すると、

「もっと痛みが強くなってきてから来てね♪」

とのこと。

う、う～ん・・・。
もっと強くなってからじゃ間に合わないような気がしますケド・・・（2号は陣痛開始から1時間で出ちゃったし＾＾；）。

とりあえず、1号2号を起こして身支度をさせ、旦那にコンビニおにぎりを買ってきてもらって食べさせます。
その間に自分の入院準備！

この時点まで、まるっきり入院準備をしてなかった私。
3人目ともなると、こうアバウトというか、適当というか・・・はは・・・（汗）。

で、陣痛らしき痛みに耐えながら荷物をまとめ、ちんたらおにぎり食べてる1号2号を急かして、7時40分に家を出ました。
もっと強くなってから・・・なんて言葉を真に受けてたら間に合わない気がしたので＞＜

家を出ると、すぐに陣痛が4分間隔になり、

「うおっ！陣痛だっ！！間違いない！！！（まだ自信がなかったのか・・・）」

という感じの痛みになってきました。

う～ん、お尻に突き抜けるこの感触・・・懐かしい。
・・・しかし痛いよね、陣痛って、忘れてたけど（涙）。

助産院に行く途中、カメラのフィルムがない！ということで、コンビニに寄りました。
すると、

「りゅうち、おしっこしたい！！」

「てんてんもぉ～！！」

・・・って、オマエらなぁ・・・（ぷるぷる）。

「うう・・・ううう・・・そう、おしっこね・・・ふふふ・・・じゃあパパに連れて行ってもらいなさい。ね・・・？」

こっちは違うもんが出そうだっての！（大真面目）

この時、陣痛は痛みが2分続いて、無痛が2分続くという感じでした。
今から根を上げてちゃ持たない！と思い、ひたすら

「痛くない～痛くない！ぜ～んぜん！痛くないよぉ～～」

・・・と、ひきつりながら自分に言い聞かせてましたが・・・（汗）。

ここで、やっと助産院に連絡。

「結構痛いです、陣痛は4分間隔くらいで・・・」

「そう。じゃあもっと痛くなったら来てね♪」

・・・ってヲイ！！痛いって言ってるのに！！（普通に喋れるうちは来るなということか・・・？）
これ以上待ってたらここで出る！出ちゃうっての！！

「いやいや、もうかなり来てる感じです・・・汗」

「そうなの？じゃあ来てもいいわヨ」

うう・・・良かった、まだ来るなとか言われたらどうしようかと思ったよ・・・（涙）。

そして8時20分、やっと助産院に入りました・・・やれやれ。

ここの助産院は、改装した助産師さんの自宅の1階で、本当に普通のお宅です。
元は台所であっただろう診察室には、この助産院唯一のベットがあり、そこに上がって内診を受けました。

陣痛は3分おきで、痛みが2分、無痛が1分。
子宮口は5センチ開大とのこと。

・・・って、まだ5センチ～？！＞＜

かなりキテる感じがしたのに、たったの5センチと知って途端に元気がなくなる私（苦笑）。
とりあえず、一番お産が進みやすい姿勢だという胡坐をかいて、ひたすら深呼吸します。

ひ～ふ～ひ～ふ～・・・・。

すると、そこに助産師さんがもう一人現れました。
この助産師さんがすっごく明るいヒトで、

「長州小力のモノマネ」

をして、りゅうちとてんてんのハートをゲットしてました（笑）。

「切れてないッスよ～！（指つき）」

って、ビデオにちゃ～んと残ってます・・・はは＾＾；

この助産師さんがお腹に手をあてて陣痛の間隔を測り、いつもの助産師さんが腰をさすってくれました。

病院では考えられない、助産師2人付きっ切り！！
後で話しを聞いたら、何時間でも何日でも付きっ切りで診るそうです（凄い～＞＜）。

その頃りゅうちとてんてんは、1階のあちこちを見て回って、まるで自分の家のように寛いでいました。
てんてんなんて、診察室続きの居間にごろ～んと横になり、時々こっちを伺いながらオモチャで遊んでるし。

っていうか、寛ぎすぎ(苦笑）。

助産師さんも、

「こういう日常の中で赤ちゃんって生まれてくるのよね～」

と一言。
コレはちょっと印象的な言葉でしたね・・・。


続きます。