お天気は雨天
これでもか…というほどの大雨。
本日の ママの勤務は夜勤入り。
夜勤明けのパパさんは ビックリするほど早く帰宅。
定時ぴったりでないと、この時間に帰宅するのは不可能だよね。
パパさん:「他のスタッフは まだ仕事が残ってたけど、
今日は用事があるからって、帰ってきたよ。」
ママも支度を済ませて 雨の中 2人でお出かけ。
向かった先は 名駅にある レディースクリニック。
いくつかの医療機関の中で、ミレーナの取り扱いを確認できたのが ここ。
ミレーナの使用が日本で認可され、発売開始となったのは2007年4月。
まだ 症例数も少なくて、取り扱い機関も少ない。
それに 保険適応外だから 高価。
いくつかの検査の後、
ママに告げられた診断名は「子宮内膜症」と「多嚢胞性卵巣」。
ミレーナは黄体ホルモンを放出するから、
子宮内膜症にも適応するとの事で、本日から使用開始。
多嚢胞性卵巣に関しては エコー(超音波断層検査)上、
ネックレスサイン(嚢胞の連なりが真珠のネックレスのようにみえる)を確認。
ただし多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状は、そろってはいない。
症状の1つに「肥満」があるけれど、ママは「やせ」。
「脂性肌」ではなく、「乾燥肌」。
でも 「月経不順」「乳房が小さい」という症状は あてはまる。
不妊の原因でもあるけれど、ママは自然妊娠暦がある。
もう少し検査を進めることに。
鎮痛坐剤使用後、ミレーナを挿入。
痛い。
この痛みの中 夜勤できるかしら?
かなり不安。
ママがミレーナの使用を決意したのは、
パパさんとの新しい命を 命懸けで守ろうとは思えなくなったから。
それでも パパさんとは 男と女でありたいから。
そして 自分にお金をかけることで、生きるということへの足枷を。
(こればっかりは 無駄金になるかもしれないけど…。)
腹痛を訴えるママの肩を、パパさんが支えて 2人で歩く。
2人で過ごす時間が これからも続くのか、もう終わるのか、答えは出ない。
でも パパさんは ママを抱きしめる。
そして ママは、この腕が 愛おしい。
帰宅すると、出勤時間は もうすぐ。
仮眠も取れていないし、おなかも痛いし、明日の朝まで働けるか…不安。
本日は ホワイトデー。
職場の休憩室には 男性陣からの義理チョコ返しで おやつがいっぱい。
ふむ。
これはこれで 嬉しいかも。
腹痛で 血の気が引きそうになる瞬間もあるけれど、
仕事をしているから 気が紛れてるのかも。
今夜が仕事じゃなかったら、もっと痛みを感じていたのかもしれない。
1年前の本日は;ホワイトディ &パパさんの1日(07年3月14日)