今日はめずらしく、めったにここに登場しない夫の話でのカキコミです。
(あまりにも、夫の存在感がないことを回りが少々心配しているので・・・)
夫とは、出会ってからもう20年になります。
それなのに、出会ったときの印象は昨日のことのように覚えています。
それは、「最悪!」のひとこと!!
クールで全くこちらに関心を示さないその態度は、
非常に感じが悪い以外の何者でもありませんでした。
その初対面のサイアクさは、未だ輝かしい1位の座から揺らぐことはないほど
当時、それなりに、回りにチヤホヤされていた若いころの私は、かなり嫌な勘違い女で、
そんな彼のことを「友達にもなってあげない」と、ほとんど無視していました。
そんなカンケイだったのに、私にとてもつらいことがあった日に、
一晩中何も言わずにつきあってくれたのは彼でした。
(もちらん、つきあっても何もないときにです。)
泣きじゃくる私の傍らで、余計なことは一切言わずに、ずっと側にいてくれた彼・・・。
すごくあったかくて、本当の意味での大きな優しさをそこに感じました。
それからは二人でいろんな話をするようになり、どんどん彼に魅かれていってしまい・・・
ただ、当時、他につきあっていた人がいて悩んでいた私に、全てを知った彼は
「ずっと、待っているから、焦らなくてもいいよ。大切に思っているから・・・。」と、
私の気持ちの整理がつくのを、信じてくれていました。
結局、もの凄いスピードで、二人は恋に落ちてしまいました・・・。
そして、夫となった彼は、今でも約束どおり、ずっとずっと私を見守ってくれています。
時には同級生のように一晩中、昔の思い出を語り合ったり・・・
時には、厳しい父親のように、我が儘な私を叱ってくれたり・・・
時には、彼の方がずっと子供に見えてしまって、私の方がアドバイスしたり・・・
今は私の仕事の関係で、別居状態を余儀なくされていますが、
電話やメールでのやりとりや、今の状況を不思議と二人して楽しんでいます。
たまに一緒に食事に出かける時なんて、恋人時代のデートのときのように
朝から、そわそわ、ワクワクしているんですよ
もちろん、私達夫婦には喧嘩もたくさんあります。
本当に言いたいことをお互いがきちんと伝えるためには、喧嘩があって当然だと思っています。
いろんな事をこれでもかっていうぐらい話し合って仲直りしたときに、
よりお互いのことを解りあえていくのだと、二人で培ってきた年月を振り返るたびに思います。
ずっと一人の人と一緒に、同じ時間を共有できるということは、本当に幸せなことです。
でもでも、とにかく、そんな自分の分身はこの世に一人だけだと私は信じています。
どうか独身のみなさんは、「絶対にこの人!」と思える相手に出会うまで、焦らずに
自分磨きに努力してくださいね。
そうしていれば、きっと、ご褒美のように、きっといつかそんな日がやってきます。
よいところも悪いところも、丸ごとの自分自身を受け止めてくれる・・・
そんな相手にめぐり合える日を信じて。。。