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カテゴリ:音楽の力
昨日、アルツハイマーの患者さんの個人セッションをしました。
久しぶりにお宅に伺って見ると、ベッドに硬直して凍てついた物体のような身体が横たわっていました。顔の表情も目は生き生きとしていますが、ほおの筋肉は硬く引きつったようでした。 体温は低くはないものの、活気あるとは言えない温度です。 ティンベルの高波動のひびきで、周りのエネルギーを浄化し高めてから、いろいろな話題を提供して反応をみてみました。 話題によっては笑いで反応があり、イルカの話題には興味深々の様子で、目が輝いてきました。 ベッドから車椅子に移動して対面の姿勢で、ピアノだけでセッションを開始しました。相変わらず、音楽の表情が激しく変化するほど、反応は良好です。 即興演奏で激しい変化に富んだ曲、穏やかで変化に満ちた曲、瞑想的な曲など様々な要素の曲を織り交ぜてセッションして、40分も経つと顔色がピンクがかってきて、体温を確認するとぽかぽか状態です。 音楽力を確かに確認しました。 既成曲では、スカルラッティのソナタを4曲、バッハのパルテイ―タから、抜粋して弾いてみました。 天才達の作品には、計り知れない音霊があります。宇宙のエネルギーそのものと言って過言ではないパワーです。 ちょっとした作曲家独特の音楽言語に鋭く反応があります。 終了後の状態は、全身から氣が立ち上っているようで、目は澄んで顔はほころび、顔色は嬉しそうで反応が敏感になっていました。 お茶を頂いているうちに、息子さんカップルが帰宅しました。アニメソングをBGMにして、息子さんがおどけて即興ダンスを披露しました。大爆笑のバカうけで、氣を良くした息子さんがノリに乗ってしまいました。 息子さんは、エンターテーナーとしての素質満点です。 遂には、人体掃除機と化して床掃除に及びました。が、労が多い割にはウケはイマイチでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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