リディック
■監督:デヴィッド・トゥーヒー■出演者: ヴィン・ディーゼル、タンディ・ニュートン、カール・アーバン アレクサ・ダヴァロス、コルム・フィオーレ、ジュディ・デンチ■ストーリー 遥かな未来。世界はロード・マーシャル(コルム・フィオーレ)率いるネクロモンガーの狂信的な軍団によって、征服の危機にあった。その頃、氷の惑星でひっそりと暮らしていたお尋ね者のリディック(ヴィン・ディーゼル)は、トゥームズ(ニック・チンランド)率いる賞金稼ぎたちに執拗に追い回されていた。旧知の男イマム(キース・デイヴィッド)が住むヘリオン第1惑星に向かったリディックは、エーテル状の生命体エレメンタル族の使者エアリオン(ジュディ・デンチ)と対面。エアリオンは、ロード・マーシャルによって撲滅されたフューリア族の生き残りがリディックではないかと考え、彼を探していたのだった。やがてネクロモンガー艦隊の総攻撃が始まり、リディックは脱出するが、トゥームズに捕まってしまう。彼の心理を巧みに操作し、惑星クリマトリアの刑務所に向かわせるリディック。そこには、かつてリディックに憧れていた少女キーラ(アレクサ・ダヴァロス)がいた。刑務所の中で再会した2人は他の囚人たちと脱出を図り、その行く手にロード・マーシャルの差し向けた司令官ヴァーコ(カール・アーバン)とピュリファイア(ライナス・ローチ)が立ちはだかる。いよいよリディックは、ロード・マーシャルと全面対決。戦いの中で危機に陥ったリディックをキーラが助けるが、彼女は殺されてしまう。そこから反撃に出たリディックは戦いに勝利し、ロード・マーシャルに代わって、ネクロモンガーのリーダーとして迎えられるのだった。感想。映像が凄かった。CGは圧巻。うん、技術の方は凄い。ただね、スター・ウォーズ的なストーリーを期待しちゃ駄目なのね。設定や物語に奥行きを感じない。深みがない。いや、深くしようとあがいて意味不明な舞台背景になってるって印象。脚本倒れ。派手派手しい映像の超B級映画って感じ?前回も書いたけど、前作の方が好きだな。アンチヒーローというのは良いアイディアだったけど、いまいちリディックが悪人に徹してない。なんか、根性が曲がった良い人だった。でも、ヴィンディーゼル大好きだから良いや!(笑ストーリー展開はともかく、ヴィンディーゼルが凄かったのでそれだけは満足な映画でした。