バイオ・クライシス -人類最後の敵-
■監督:エリオ・キロガ ■出演者:ホルヘ・カサルデュエロ ナディア・デ・サンチャゴ マルコ・ゴンザレス カローラ・マンザナレス■ストーリー扉の向こうに蠢く怪物たちを駆逐し、生き残りに必要な物資を手に入れろ! 世界各国で熱狂の嵐を呼んだ秀逸アクションゲームを彷彿とさせるスリルと興奮!!近未来。核戦争の影響で壊滅状態に陥った地球を捨て、多くの人々が月へと移住していた。しかし、突如蔓延したウィルスによって、やっと手に入れたはずの安住の地は、ゾンビ化した人間たちの巣窟と化してしまう。密閉されたシェルターを拠点にひっそりと生活する彼らだったかが、たくわえたわずかな食料やワクチン、そして武器はやがて底を尽き、怪物たちの蠢く外の世界へと足を踏み出さねばならなくなってしまう。しかし、分厚い防護扉が開かれた時、彼らが目にしたのは想像を絶するほどの絶望的な光景だった。わずかに残された銃弾だけを頼りに、彼らの生き残りをかけた壮絶な戦いが始まる…。感想。絶望的な程に後半戦まで状況解説もなくダラダラと進み、オチはどうしようもなくドツボです主人公はジーザスという8歳の少年です。自称10歳ですが、実は8歳?よくわからんがマセガキです。ビデオ撮影が趣味らしいです。なんか地下施設みたいな場所に10人くらいが暮らしていて、時々「異常寒波」が夜にやってきて廊下を「インビジブル」という変な化け物が徘徊するので部屋から出ちゃいけないという意味不明設定。パッケージを読まなかったら、ここが何の施設が全く分かりません。ただひたすら終盤まで、そこでの生活振りがダラダラと続きます。超つまんねー。なんか、昔は数百人いたらしいけど、「敵国」の生物兵器により全滅寸前です。皮膚感染するウイルスで、触るとたちまち皮膚から出血して脳がやられてゾンビになります。子供はジーザスと多分15、6歳位のマナという少女だけです。2人はここが「地球の地下施設」だと思ってます。なんか終盤まではグダグダと痴情のもつれや下らない諍いばかりで飽きちゃいます。途中で、物資が底をつきそうなので「倉庫」へ補充に出るのですね。でも途中でゾンビがうようよしてるので危険です。大人3人が行くことになりました。メンバーは、リーダー(女性)の元恋人と、現恋人と、あと1人です。元恋人は未だにリーダーである女性に未練タラタラです。案の定、帰りにその元恋人が危険区域にわざと入って追いかけてきた現恋人をゾンビの沢山いる部屋に閉じこめちゃいます。もう1人には「間違ってヤツが入ってしまった。もう助からない」とか嘘を言います。まあそれ以外にも色々いざこざが多々起こりまして、生き残った連中は襲ってくるゾンビやインビジブルから逃れるために「地上」へ出るのですね。そこで、子供達が見たものは地球ではなく、透明な防護壁に囲まれた荒れ果てた施設だったのです。海へ連れて行ってやると言っていたジーサンは力なく言います。「・・・・もう海は無いんだ」周囲を無数のゾンビで囲まれる生存者達。そこへ、青い星が昇ってきました。子供達は、ここがどこであるか悟るのです。夜空に現れたのでは月ではなく、崩壊しかかっている地球でした。半分が破壊されて中のマントルや核が露出してしまっている死んだ星が地球なんですね。そこで、終わりです。多分、全員ゾンビに殺されて死亡ジーザスだけは何故かウイルスに感染しないんですが、1人だけ子供が生き残っても意味無いので人類滅亡wwwあー、真っ暗なラストだった