徒然日記

アグラからジャイプールへ。
日本食をいただきました。「たむら」というレストランです。確かに味は日本食に近いですが・・・。
クトゥブ・ミナール（世界遺産）へ。昨日のタージマハールの人と物乞いが凄すぎて、今日はたいしたことがないと思ってしまいます。
フマユーン廟（世界遺産）へ。タージマハールはこの建物を見本にしたと伝えられています。
インド門へ。
インドはすごく好きになってはまってしまう人と、もう二度と行きたくない人といるそうです。
私は恐らく前者に入るのかなと思います。ただツアーというフィルターを通し安全であり、特に食事が５つ星レストランだったのも大きいでしょう（日本のカレーのほうが個人的にはおいしいと思いました）。余りホテル以外の食事はおいしいとは思えませんしたから。
次はツアーでなくて多くのインド人が経験しているような体験をしたいと考えています。安宿に泊まり田舎町を行く。ただ食中毒で恐ろしい目にあった人の話もツアー中に聞き、まあ今度は違う国に行って見たいと思います。
ツアー中にもインド人は汚い、卑怯だという声が聞こえて正直悲しくなりました。多くのインド人はそうせざるを得ない環境にあります。そうでない人も確かにいますが。
特に子供にお金をせがまれたとき。あの悪びれた風もない純粋な目と逞しい態度を見たとき私とどちらが高潔なのだろうと考えさせられました。
ツアーの綺麗なバスで文句を言う日本人と、すし詰めのおんぼろバスの時に私よりインド人が上だと正直に感じました。
ただ全体をみればルールを守り、勤勉な日本人が好きですし、どちから良いかは個々の考えですがインド人より私自身は小さいと感じさせられました。
全体としては日本人のほうが好きですよ。
最後に余った少ないルピーをガイドさん、ドライバー、ポーターに渡したときの彼らの笑顔が忘れられません。仕事があって最低限のお金（余裕）があればこんな感じの笑顔が出せるのだなあと思い、日本人と変わらない笑顔にうれしく思いました。
そのことでも（金銭的に余裕があり、精神に余裕が出来る）日本は良い国です。