|
テーマ:TVで観た映画(3874)
カテゴリ:映画
戦争 ドラマ
父の発案で家族それぞれを「父べえ」「母べえ」長女を「初べえ」次女を「照べえ」と呼んでいました。 それだけでアットホームな姿が浮かんできます。全体を通して戦争映画の割りに暗くなっていません。女性の「母べえ」の視点が多いこととユーモラスに描いた山田監督の力でしょう。ひもじい思いなどの暗いところは敢えて深刻に描いてません。 まず心打たれたのは「父べえ」の信念の強さです。信念のせいで捕まってしまうのですがそれでも曲げようとしません。 演技としてよかったのは「母べえ」のおじ役の笑福亭鶴瓶です。いいかげんでも憎めないキャラクターになっています。後は「照べえ」です。本当に昭和初期の女の子のようです。お肉やカステラが食べたいといってみたり。実際は平成生まれのものに困らない世代の子のはずなのにうまく役になりきっています。 最後少し余分かなと思うところもありましたが良作です。 95点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月13日 11時32分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|