徒然日記

民主党、菅政治がたたかれています。
遡ってみて自民党政権から民主党政権になったころを思い出してみると、既得権益でむさぼる自民党に嫌気がさして、民主党に流れた人が多かったように思います。
民主党のマニフェストに賛成した人よりは、消去法で自民党の官僚などとの癒着などが嫌で民主党政権になったような気がします。
鳩山、小澤政権になり問題山積の政治が始まりました。普天間の問題が一番大きく退陣のきっかけになったものでしょう。
普天間の問題についてもいいたいことはたくさんあります。まず、米軍近くの民間住居や学校ですが、米軍基地の後につくられているのです。後から作られたものにどけといわれているのです。また沖縄は観光産業以外の産業が余りありません。政府の交付金なしではやっていけません。仲井眞はそのあたりよく分かっています。どこでどのカードをきればよいか思案中でしょう。
一方沖縄県民の想いも重要です。やはり、戦争の悲しい思い出、占領地、米軍基地では独立したくなる気持ちも分かります。
もう一つ民主党政治に期待していたものとして、官からの独立です。ミスター年金の長妻は民主党の典型的な例でしょう。学者のようなことをいって野党時代はよく当時の政権を攻撃していましたが、実際やってみるとブレーンの官僚を敵にして政治をすることは不可能だとわかったでしょう。官僚主導になると省益を求められるといわれますが（天下りの団体を作るなど）、それでも官僚がいなければ何も出来ません。
たけしのＴＶ○○などで官僚はかなりたたかれていますが、多くの官僚の実態はあれとはかけ離れたもののようです。一部の上の連中があのように省益をもとめているようです。
たかじんの○○という番組の三宅や金は超保守です。日テレ系列の読売テレビでラディカルな番組が作れるとは思いません。
既得権益を求めるのは財界人、古い政治家、官僚だけではなくて評論家などマスメディアも同じなのです。
それを打ち破るには極端な話戦争かクーデターが一番近いと思いますが、戦争は始めは理念から始まっても腐ってくるので嫌です。