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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
ドラマ
まずタイトルが素晴らしいと感じました。福山演じる野々宮が仕事一辺倒のエリートサラリーマンから子供と向き合っていく過程がうまく表現されています。 野々宮はエリートサラリーマン、お世辞にも妻や子供に積極的に関心を寄せる「イクメン」ではありませんでした。 それが、病院からの連絡で6年前赤ちゃんを取り違えたと連絡が入ります。 相手方は社会の底辺に近いリリーフランキー演じる斎木。彼は自由奔放、子供にも愛し愛されています。 野々宮は斎木の子供と自分の子供とを欲しいと言い出します。 その瞬間、斎木の弱弱しいパンチが野々宮へ。そして「これだから負けたことのない人間は・・・」そうです、強い人間は自分の思い通りに人生を送れますが、そうでない人間はがんばってもうまくいかないことが多いのです。 結局育てた子供を相手方に渡し、血のつながった子供を育てるということになります。 しかし、野々宮の子供慶多は相手の家族にだんだん慣れていくのに対して、斎木の子供琉晴は野々宮を父だと思えません。 赤ちゃんの取り違えは看護師の意図的なものだと分かるようになります。その看護師の慰謝料を野々宮はつき返しに行き一言言うのですが、看護師の息子が母を守ろうとします。そこでも親子の絆を感じます(この看護師と息子は血が繋がっていません) 野々宮はだんだん、父というテーマについて考え出し、彼が最終的に選んだ選択肢とは・・・。 90点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月23日 03時23分33秒
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