徒然日記

[映画] カテゴリの記事

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• 映画「クラッシュ」を観て

  ドラマアメリカの問題である、多国籍である人種差別、銃問題を取り上げています。人種問題の誤解から来る差別や貧富による問題が切実に描かれています。人間同士の衝突も多いですが、最終的にはうまいこと愛というテーマにてエンディングをむかえます。ただハッピーエンドとは呼べないでしょう。アメリカの課題も提示している作品です。７０点

  2007年08月13日

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• 映画「武士の一分」を観て

  時代劇以前民放でキムタクが時代劇に出ましたが、キムタクのイメージが強すぎた点、つまり所謂トレンディードラマという枠から出られない感じがしてすぐ見るのをやめました。もうちょっと歴史を彼は勉強する必要があります。現代のドラマの役は好きですが。さて、今回ですが以前よりはよくなっています。ただ、まだしっくり時代劇の役はきていません。藤沢周平の主人公は素朴で強い（剣術の凄さから来る精神力）ですがキムタクはコミカルでかっこいい二枚目というイメージから出られていません。話題作りにキムタクを使ったのはいいですが、ミーハーな感じはします。ただ以前よりはよくなっています。映画批評というよりもキムタクの評価になってしまいました。６０点

  2007年06月26日

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• 映画「ザ・シューター」を観て

    映画「ザ・シューター」を観てまだ劇場公開していませんが友人が試写会の券が当たって誘ってくれたため見てみました。私は映画好きを自称していながら金銭的な面もあってほとんど劇場でみません。またＤＶＤなら時間的なこといつでも見ることを辞められるという手軽さもあります。でもやはりアクションは劇場で見たほうが面白いです。最初意外な展開があって予想と外れたので、それからは深読みしていたのですが結構ストレートな作品で老若男女楽しめる作品です。でもＤＶＤでは劇場の臨場感を味わえないので、映画館に行くことをお勧めします。特に男性向きだと思います。９０点

  2007年05月29日

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• 映画「博士の愛した数式」を観て

  ドラマ数学はあるきっかけで簡単に好きにも嫌いにもなると思います。私は実際中学２年まで苦手でした。ただ受験で否応なしに勉強したこととそのときの先生が私の考え方を評価してくれたので今でも得意ではないですが好きです。この映画の博士は数学は身近にあることを教えてくれます。そしてその数字は大変ドラマチックです。それも単体であるのではなくさまざまな観点から繋がりがあることに気づかせてくれます。数学は感情のないただ合理的にもののように理解している人が多いと思いますが、一度この映画を観れば感性の豊かな人にこと閃で気がつくところの多い学問だと理解で出来るでしょう。８５点

  2007年05月23日

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• ハチミツとクローバーを観て

  大学生の全員片思いという少し新しいかたちの恋愛ドラマ。ある批評家は大学生以上ではちょっと恥ずかしくなると書いてありましたが、結構私はすんなり見れました。恋愛模様が恥ずかしいというよりは主人公の男の友情のほうがくさいと思います。７０点

  2007年04月07日

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• 「フラガール」を観て

  あの蒼井優が出ており数々の日本の賞を総なめしたと聞いて楽しみにしていました。けれど正直内容はがっかりです。人と見たのですが勧めた手前途中でやめることが出来ず我慢してみたのが本音です。なぜ蒼井がそこまでフラが上手になるかが描かれておらず、しずちゃんを使ってお笑いにしたいのか、お涙頂戴にしたいのか迷っている感じで、結局中途半端でした。泣け泣けといわんばかりで嫌になりました。女の子のフラが上達する過程や町の人がフラを認めるまでが詳細に描かれておらず、内容も中だるみで説明不足なのに、だらだら長く感じました。リアリティも低いです。町の人が炭鉱を首になっても悲壮感がどうしても感じられませんでした。蒼井優のダンスのみ救いの映画です、私にとって。６５点

  2007年03月22日

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• 映画「鬼の剣　隠し爪」を観て

  藤沢周平原作、山田洋次監督作品です。あの「たそがれ清兵衛」の原作者、監督と同じです。東北の言葉が朗らかに面白く描かれています。世間は格式ばかり重んじる武士に疑問を感じ、同時に西欧の文化が入り考えかたから、行動様式にまで影響を及ぼしていきます。ハリウッド映画のように「これ」というダイナミックな出来事はありませんが、当時の武士の歩き方や、私達が東北の方にもつイメージがうまく出されていて、日本人向けの作品と言えます。動き一つとっても上手に描かれています。引き込まれます。８５点

  2007年03月04日

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• 「きょうのできごと」を観て

  大学生を経験した私にとっては、あるある、と思わせる映画でした。これから大学生になる高校生も大学生活が想像できる作品だと思います。ただ、私としては大学を卒業した人にノスタルジーに浸って見て欲しい作品ですね。監督は「ＧＯ」や「セカチュー」の行定勲監督です。私はこの作品が一番面白いのではないかと思います。大学生になると仲間の一人位が車を中古か親からもらってみんなの足にされます。夜中に勢いでどっか遠い土地に行きたいとか酔った勢いで言い出します。会話の中心は恋愛です。先輩から恋のいろはを言われますが、語る先輩に限ってもてなかったりするものです。男子５，６人のグループに社交的な女の子２人くらいいます。そんな「あるある」が一杯詰まった作品です。「セカチュー」でも時間を前後させて作ってありますがこれはもっと巧みに仕上がっています。しかも、時間を前後させると前半？と思う部分が少なからずありますが、これはほとんど違和感なく最後なるほどそうだったのか。と思わせるくらいです。９０点 

  2006年12月31日

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• THE有頂天ホテル

  コメディ 久しぶりに面白いコメディを見ました。お笑いは時間がたつと面白さが半減します。この作品は今年の１月劇場公開され、約１年たっても面白かったのですごいです。ネットでの評価は散々です。断っておきますがお笑いは個人によって想いが随分変わってしまうので私の評価を平均的な意見だと思わないで下さい。三谷作品は「ラジオの時間」「みんなのいえ」と代表作が続きますが私は有頂天ホテルを一押しします。「笑いの大学」が余りにつまらなかったため三谷はもういいかなと思っていたのですが、この作品は感動させられました。豪華なキャストだったので宝の持ち腐れとなるかと思っていたら相乗効果で登場人物が光っていました。スターを集めたどこかの野球チームや○-シャンズ１１のような作品にはなっていません。さまざまな出演者の小さな出来事が最後うまく繋がっていくところは三谷さすがです。この作品を見る前は豪華な出演者にしょうもない駄洒落をさせると思っていたら、しっかりストーリーが作られています。難しくない内容なので映画初心者には特にお勧めです。９０点

  2006年12月17日

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• 映画「アイデン＆ティティ」を観て

  ドラマ 邦画バンドブームで売れた主人公達が、自分がやりたい音楽と商業用の音楽との狭間で苦悩します。主人公の彼女が理解者で男性では気づきにくい点を指摘するところに面白みを感じました。やりたいことをストレートにやることで認められることは難しいですが、売れることよりもそこを貫き通すところに苦悩があるのかなと感じます。ネットの評価は低かったですが、個人的には良作だと思います。７５点

  2006年11月04日

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• 映画「花とアリス」を観て

  恋愛蒼井優の演技が大変すばらしいです。天才です。情熱大陸で取り上げられていまして、そのとき強い関心を持ちました。彼女が出ている作品は見たことなかったので今回期待していました。以前取り上げた「ジョゼと虎と魚たち」の池脇も才能があると書きましたが、蒼井優もこれから期待できそうです。まず面白いと思ったのがはなが好きな人についた嘘を辻褄を合わせるために機転を利かせてストーリーをつくっていくとことろです。ありがちですが少女が恋愛に抱く嫉妬や期待もうまく表現されています。少々残念だったのが男の子の演技力です。90点

  2006年10月22日

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• 映画「ある子供」を観て

  ドラマ　フランス・ベルギーある子供とは基本的に大人になりきれてない主人公のことを指していると思う。つまりアダルトチルドレン。主人公は両親にも余り愛されなかったのだろう。非行に走るチンピラにありがちなパターンだ。ベルギーの高い失業率が作り出す貧困の上、どうしてもこのような人間が出てしまうのだろう。例えば自分の子供にも興味を持たず、売ってしまうところ。また、子供とは主人公の子供、１４歳になる手下も入っていることだろう。ヨーロッパ映画にありがちな派手な見せ場を作らず、２，３人の登場人物、特に主人公の心理描写を色濃く映し出している。その辺が大賞とったところだろうが、やや玄人好みだと思う。まだ主人公は２０歳ということもあって、同情もしてしまう。非行に走っていても仲間を助けようとするからだ。でも正直余り興味をもてなかった。ベルギーの社会のことを知らないという文化的な背景もあろうが、それよりも筋が読めてしまうからだ。作品としては貧弱だと思う。４０点

  2006年03月26日

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• 映画「パパってなに？」を観て　

  ドラマ　ロシアまず感じたのは、ロシアの子供は悪がきではあるがまだ大人しい。ニュー・シネマ・パラダイスやライフ・イズ・ビューティフルのイタリア子供の悪がきぶりときたら・・・。少年の視点で父親とは何ぞやとといていく。物心付く前、父を戦争で亡くした彼は、父とは生まれたときから無かった概念なのだ。母は喧嘩や悪さをストレートに叱る。それはそれで必要だと思うが、時にはそれだけでは解決にならない。電車で母親の恋人となったトーリャは喧嘩したら喧嘩で返せという。よそ者に厳しい町で大人が子供に加わって少年にいちゃもんを言ってきたときは、トーリャ自ら赴きその大人をぼこぼこにする。はじめは筋肉質で二枚目で軍人の男前だと親子は思うが、ただの盗人でひもだと知る。でもこのアウトローである彼を女性は愛し、少年は憧れる。事実私も格好いいと思ってしまった。だらしない面があっても、とてつもなく格好いいのだ。最後悲惨な結末とあったが、私は彼が相変わらずジゴロで格好いいと思ってしまった。でも少年にはでもショックだっただろう、これから何を糧に生きていけばいいのだろうか？本当の一人になってしまった瞬間である。父親と別れる最後に認めた人間に裏切られるのだから。原題は「泥棒」だそう。なんだそりゃ、この邦題をつけた人に感謝である。１時間３７分なので長い映画がダメな貴方も観てみては？８５点

  2006年03月19日

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• 「フットルース」を見て

  ドラマ　ダンス　音楽知り合いにCDを作ってもらいこの曲がよかったため見てみた。見てみると昔見たことがあったことに気が付いたがもう一度見てみることに。DVDに砂嵐があり残念だったが、内容は最高だった。とりわけ内容があるわけではないが、翻訳者の戸田奈津子は本当に感性の鋭い人だと思う、不良なんて経験したこと無いと思うのにセリフは本当に格好いい。アメリカは極端な国だ、禁酒しようとしたり、音楽（ロック）、ダンス、最近ではタバコを全面的に排除しようとしている。でもこの映画を見て再度確認したのだが、やはり常識から外れた、いいこちゃんから外れた、ルールを破るということは快感だ。自分が保守的なので余計面白い。疑似体験できるので映画はやめられない。９５点

  2006年03月01日

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• 奇人たちの晩餐会をみて

  フランスの映画。コメディ。最近アメリカのお金をかけた映画しか見ていなかったので、ほとんどアパートで展開されていくお金をかけない手法をハリウッドも学ぶべきだと思わせた１本。さて肝心の内容だが結構なキャリアをもつ主人公が馬鹿を探して仲間たちでキング・オブ・バカを選ぶというブラックユーモアもの。まあ作品の中では主人公がぎっくり腰で会場に行けなくなり、彼がよんだバカであるピニョンという人物とかみ合わない会話を展開していく。このピニョンが本当にバカで。はっきりいってイライラしてくる、インターネットのレビューで読んだのだが、「最後にすっきりするから最後まで見て」とあったが耐えられなくて１時間くらいで見るのを止めてしまった。表情の作り方や場の空気が読めないのが本当にバカだ（注：バカだというのはもちろんこの作品で演じている男のことで彼本人ではない）でもこのバカ役を演じている人は本当は賢いと思う。バカを演じるのは２枚目を演じるより難しいのだ。尚且つ私をイライラさせたので演技としても１流だ。作品としては良品だとは思う。

  2005年12月06日

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• 「オペラ座の怪人」を見て

  ミュージカル私は基本的にミュージカルが苦手。でもこの作品に関しては違和感なく入っていけた。まず初めに感動したのが１９１９年のパリから１９８０年にタイムスリップするときにＣＧを駆使して鮮やかなカラーになるところ。圧巻だ。昔ＮＨＫのドラマで見たことがあるのでストーリーは大体分かっていたのと、もともとストーリーは分かりやすいのでそれほど期待はしていなかった。しかし脚本がしっかりしているため大変楽しめた。ただ話が長くてが個人的には中だるみしているかなと感じた。１４０分は少々長いだろう。これでー１０点。ゴージャスなセット、すばらしい歌声、この２点だけでも必見である。ファントムの歌唱力がやや劣っていると感じた、もしかすると他の登場人物がうますぎるからかもしれないが、気になる。これもー５点。やはり今回も最後が感動した、ファントムが出した選択はクリスティーナがどちらを選択してもファントムにとって空しいだけではないのか？と考えていたが。ここも上手く展開していく。あと個人的にはファントムの顔はそんなに醜いとは感じなかった、確か昔見たもののほうが醜かったような・・・８５点

  2005年10月16日

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• 映画「雲の中で散歩」を観て

  恋愛恋愛映画は偶然性が強くヒーローとヒロインがいい人だということが多い。この映画もその例にもれずステレオタイプの映画だった。だが悪い映画ではない、別段定説どおりの映画でも面白いものは面白い。ちょっと漫画を読んでいるような型にはまった映画だがキアヌ・リーブスとアイタナ・サンチェス＝ギヨンの演技がすばらしい、恋愛を理屈で表現することは難しいがセリフがよい、日本語訳がかの戸田奈津子である。良いのも当然かもしれない。７０点

  2005年09月10日

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• 映画「身代金」を観て

  サスペンス初めに犯人の動機が弱い気がした。もっと恨みや妬みがあるのかと思った、主犯格以外の犯人もお頭は弱いし人もいいし一人でやった方が良いのではないかと思った。主人公のアイデアも思いつきの割には結局うまくいく、ちょっと出来すぎていると思った。命がかかっているのにこんな賭けが出来るか？あと実業家がFBIより銃さばきがうまいのはなぜ？あと素人はFBIの言うことを聞くべきだろう。見せ場も少ない、最後の主犯格と主人公のやり取りくらいか。メル・ギブソンがやはりすごいのでその表現を見るだけでも価値はある映画だが、内容はしっかりしていない。最近（昔からだが）５分で観るのをやめてしまう映画が多く（多分数百にはなる）が感想を書きたくて今回は最後まで見た。まあでも我慢してみたというほどではないからまあまあの作品なのだろう。５０点

  2005年09月08日

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• 「ナビィの恋」を観て

  恋愛確かにコミカルな部分もありそこは面白いが、私は恋愛模様に目が行った。古い話だが女性は夫とするのは愛してくれる人がいい、とか二番目に好きな人と結婚すべきだ。というから何十年たっても契りを交わした相手を思うのかなあ？と思った。法律では浮気はいけないこととなっているが人間だから他の人も好きにはなるだろう、「死ぬまでにしたい１０のこと」でもあったが浮気が浮気でないように描かれている。最後にひょうきんなおじいを捨ててナビィはある種駆け落ちみたいなかたちで島を離れるが、正直もうちょっとおじいのことを考えてほしかった。普段ああいうおちゃらけた人ほど深く考えたり落ち込むのだが、まあ映画ではその後に孫の結婚式で何事もなかったように描かれているが。おじいが少しだけ英語を使う。確かにコミカルだがこの年代の沖縄の人は戦争の影響で英語が使えるようになったのかと少し考えさせられた。

  2005年09月04日

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• 映画　「ＧＯ」を見て

  ドラマ　恋愛窪塚洋介はあの事件があってから出る機会が減った気がする。残念だ。「ピンポン」でも思ったがこんな個性的な俳優はなかなか出てこないだろう。話し方、しぐさ、ちょっと飛んでいる感じも受けハラハラさせる。柴咲コウもこの映画を見るまでなぜ人気があるのか分からなかったがなるほど納得した。この映画で独特な役をうまく演じている。割とコミカルな映画だが考えさせられるところは多い、窪塚のセリフは結構哲学的だし、在日韓国人に対する日本人の意識。初めいろいろなことが多く描かれすぎた感がありごちゃごちゃしているが、最後は上手にまとめてある。７０点

  2005年08月21日

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• 映画「ア・フュー・グッドメン」を観て

  法廷サスペンスドラマトム・クルーズは「宇宙戦争」なんて出ていないでこんな感じのくせのある役がはまっていると思う、弁護士特有の会話の進め方、鋭い視点大変良い。どういう風に弁護を進めていくか大変興味深い、サークルでやっているディベートにもつながると思った。法廷でのやり取りもロジックで進んでいくため小気味いい。デミ・ムーアは何よりナイス・バディ（今でもいうのかなあ？死語だったりして･･･というか死語って言葉も最近聞かないが･･･）に釘付けだった、戦場の兵士にはたまらないのではないか、なんて映画に関係ないことを感じてしまった。ジャック・ニコルソンは「シャイニング」や「カッコーの巣の上で」のときも思ったが目がいっていて本当に怖い、薬物でもやっているのではないかと思わせる。ただ雰囲気を作るのは大変うまいと思う、マーロン・ブラントもタイプは違うが「地獄の黙示録」で怖さの雰囲気作りが大変うまかった。今回は法廷ものということで会話での言葉一言一言が重みがあって面白い、ただ個人的に残念だと思ったのはこのタイトルである内容が推測しにくい、ジャケットで借りる私としては良くこの作品に目が留まったと思う、小さな奇跡だ。８５点

  2005年07月27日

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• 「木靴の樹」を観て

  イタリア　ドラマこの映画を観て感じたのはいままで観た映画と全然違うところが多いということだ。まずキャストが素人というところだ、だが本当の農民のため違和感がない、動作が自然なのだ。鶏や豚をさばくところなど今の映画ではおそらく見せないと思われ、感動した。また無声映画のように会話が少ない、映像で表現しているのだ。ラジオが音声だけで勝負しているようにこの映画は映像でうまく表現しようとしている。また明るさも全体的に暗い。本当の農民の暮らしや時代を表現しようとしているのではないか。以上良い点だけを挙げたがやはり会話での説明が少ないために途中で観るのを辞めてしまった、今の映画に慣れているからだろう。このような淡々としているが情緒のある映画を理解できるようになりたいものだ。

  2005年07月19日

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• 「ジョゼと虎と魚たち」を観て

  恋愛とにかく池脇千鶴の演技が抜群にすばらしい、彼女は田中裕子のような個性的な女優になるだろう。いやなって欲しい。つっけんどんな態度、知的で皮肉屋な面、障害者が健常者にもつ嫉妬からも来るのかもしれないがそれがいやらしくなくうまく表現されている。妻夫木聡はまだ原石でごつごつした感じがする、完璧に作品にフィットしているようには見えないがこれからが楽しみな俳優だ。ジョゼ以外（特に恒夫）は余りに独善的で情けなさやずるさ、弱さがみられる、でも分かる分かると思ってしまう。特別内容があったりトリッキーな作品ではないがのめりこんでしまう。日本の映画ならではだ。低予算でよくここまで作り上げたと思う。いろいろ表現しようとして間延びしている作品が多い中うまくカットされていると思う。贅沢を言えばまだ多少最後間延びしていた感はあるが。淡々とストーリーが進んでいく。自然と入っていけるのは私が日本人だからか。期待していなかっただけに棚からぼたもちな気分だ。７５点

  2005年07月16日

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• 「宇宙戦争」を観て

  ＳＦ　パニック期待していなかったがその感じを裏切らなかった。私が見る映画批評のホームページで評価が低いのでまあこんなもんだろうとは思っていた。成功は偶然もあるが失敗は必然性が高い。つまりこの批評家の面白いとした作品でも良く分からなかったりすることも多いが、面白くないとした作品はやはり面白くないことが多い。だが、最近劇場で見ていなかったのでちょっとは楽しみにしていた、またサークルの仲間といったため話題作りになればと思っていた。途中で出るのは仲間に気を使わせるし、失礼だと思っていたが、早く終わらないかなと真剣に思っていいた。間違いなく一人なら帰っていただろう、ビデオなら１０分で見るのを辞めていただろう。突っ込みどころが多すぎる。なぜこんな知的生命体から人間の単純な思想で逃げられるのか、温度感知も、透視も出来ていいと思う。単純に息子は死んだものだと思っていたがどうして生きて再会できたのだろう？また侵略しようとしたのが今なんだろう。また知的生命体はやられる前に地球をもっと調べているはずだと思うが。逃げかたも無目的だと思う。理由を言わないところに謎めかしていると思うがもう少し説明があってもいいと思う。ハリウッドは市場が日本はアメリカについで２番目らしいそれで広島とか大阪とか出るのね。子役のダコタ・ファニングちゃんの演技で少しは救われた。彼女の悲鳴はひきつけをおこすのではないかと心配したぐらいだ。目にも力がある、名子役は名俳優になれないことが多いが個人的には彼女に頑張ってほしい。正直友人にはあまりお勧めできない。個人的にスピルバーグは好きではないが才能のある人だとは思う、しかしそのセンスもこの作品からは感じ取れなかった。３５点

  2005年07月04日

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• 「海猿」をみて

  海上保安官もの厳しい訓練の中、達成感があり、同じ釜の飯を食い一生懸命やる中で友情などが生まれるのだろう。だらだらした生活に慣れきっている私には刺激的な訓練の内容だった。恋愛やジーンとさせる感動シーンもありバランスの取れた作品に出来上がっている。特に加藤あいについて私は実はかわいいだけでおつむは余りよろしくないと思っていたが、いやいやなかなか悪くない、特別うまいとはいわないが雰囲気を壊すようなことはない。（以前広末涼子の出演した鉄道員は確実に彼女が足を引っ張っていた）映画は偶然性が強くそこが面白いのだが、例えばライフ・イズ・ビューティフルほど偶然をやられると私は入っていけない、まあこれは前ふりが多いのであると思っていたが違和感は覚えなかった。最後の場面で踊る大捜査線の「事件は現場で起きているんじゃない、会議室で起こっているんだ」を思い出させた場面があったが、「踊る」のスタッフがつくったと聞いて納得した。ハッピーエンドは嫌いではないがもっと海上保安官だから厳しさを出しても良いと思う、ちょっと現実にはありえない展開だと思った。余談だが主人公の伊藤君はラブシーンでも疲れがたまっていて寝てしまったらしい、それだけ訓練が厳しかったのだろう。後半は前半が良かった分だけ少しがっかりした。前半８０点後半７０点といったところか。７５点

  2005年06月30日

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• 「いま、会いにゆきます」を見て

  ジャンル　ラブ・ファンタジー｢世界の中心で、愛をさけぶ」の二番煎じだといわれていたが、ビデオ屋でかなり人気があるのと映画館で見た友人が面白いといっていたので見てみた。セカチューの二番煎じではないことは確かだ。ラブスストーリーなので雰囲気は多少似てくるし、タイトルで句点やあえてひらがなをつかうところくらいで違う作品に出来上がっているといっていいだろう。ただ・・・正直に言おう。余りおもしろくな・・・なぜって、詳しく書くとネタばれになるが、多少書くと突っ込みたくなるところが多すぎる、巧の病気も説明も曖昧だし、生き返ったら周りが気づきそうなものだし、etc・・・大抵子役は何も教えなくても自然な演技でひきつけるのだが、今回余り演技がうまいとはいえない。最後に種明かしがあるがあれも論理的、合理的だといえない。ファンタジーが嫌いとかではない、鈴木光司の「ループ」や「マトリックス」の世界も納得できた。納得できないままその世界にどっぷり浸かることが出来ないのだ。本当に子供向けにつくられていたら見ることが出来る、例えば「となりのトトロ」とか。変なところだが感動した部分は、主人公たちの苗字が秋穂（あいお）という苗字。私の知り合いのどの苗字より出席番号が若くなるなあと思ったところ。でも、まったく面白くないわけではない。面白くないと、私は5分～３０分位で見るのを辞めてしまうのだ。あえて点数をつけると４５点くらいか。

  2005年06月24日

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