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この物語の主人公は14歳の少女たち。2030年代の都市。清潔で、無機的な徹底した管理社会だ。少女たちは、携帯端末を持ち、全ての行動は把握されている。世界はモニタの中だけに存在していた。希薄な現実感。ところが14~15歳の少女ばかり狙った連続殺人事件を契機に、少女たちが仮想の世界から飛び出す。巨大な敵との戦いのなかで、彼女たちが見出したのは…。
斬新な本だな、とは思った。 最初の方はその設定になかなか頭が追いつけない部分が多かったけど、全てを把握しだすと、読みやすかった。正直表紙につられて読んだのだけど、中身もよかった。 京極夏彦の本は、これが読むの初めてだから、これからまた挑戦してみたい。 姑獲鳥の夏は映画で観たけど、小説だとどんな風に表現されているのか、とても気になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 10, 2006 08:09:08 AM
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