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July 19, 2005
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テーマ:着物(542)
大島紬の特徴 「泥染めの黒」と「絣の白」
さくら(9マルキ・総絣)


今日は色の話をしたいと思います。

私たちが日々多くの大島紬と帯、小物などをコーディネートしてきた中で、
感じてきたことは、色を多く使えば使うほど、コーディネート(色の組み合わせ)が難しくなり、結果的に着姿が派手で、やぼったく見えてしまう。
つまり「センスのない着物姿の人」になってしまうのではないか?ということでした。
では、なぜそうなってしまうのか??
大島紬のデザインには基本的に泥染めの「黒」と絣模様の「白」の2色を使用した構成が多く、その【単色】のイメージが、スタイリングの際に「物足りなさ・地味だから裾回しや帯には派手な色を加えたい」というところにあるのではいないでしょうか?柔らかものの京友禅などの鮮やかなものでは、こんな悩みもないのですが(´O`)・・・

私も当初はそうでした。帯や帯締めに派手な色目があるものを選んでみては、どうも自分の着姿に違和感があったり、と洋服のような格好よくて、バランスのいい着こなしはできないものかと悩んでいました。
そうしてたどり着いたのは、「多色使いをやめてシック×シンプルで組み合わせるのが大島は格好よく着こなせる」というところでした。

調べてみると色には「対比現象」というものがあり、まわりの色の明暗などで、暗く見えたり明るく見えたりする、「目の錯覚」が着姿にも影響してきます。明るい色の中にある色はより暗く見えて、暗い色の中にある明るい色は
より明るくみえるようになります。
haishoku.jpg
こんな具合で黒・白の単色の色使いも、使用比率(面積)で「見た目」が随分違ってきます。
この「対比現象」をうまく利用したコーディネートをしていくことで、目指す『シック×シンプル』な洋服感覚のスタイリングが徐々に出来てきたのです。

続きはまた明日(*^_^*)


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本場奄美大島紬専門店 奄伽樂(あまから)
   http://www.amakara.jp   
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Last updated  July 20, 2005 12:51:28 PM
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