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カテゴリ:中国株・FX
中国では発電施設が少なく、発電量が爆発的に増え続ける工場に追いつかず電力不足が指摘され、電力株が良いと言われていますが、本日、現地から次のような情報を得ましたのでお知らせします。
某所の保税庫には、日本企業向けに日本製のコージェネレーション(小型発電機)が多く入庫されているそうです。 また、ドイツ製のものも増えているそうです。 法律では発電施設は輸入禁止品目らしいのですが、 自社敷地内で発電消費する物は規定がなく、 限りなくグレーで違法とは決め付けられない為、 黙認状態とのことです。 そして、そうこうしている内に、輸入が増え保税庫に入っているということのようです。 次に停電についての情報です。 停電は最近無くなり、上海では5年程前までは、夏場には1シーズン中2回くらい時間にして5分程、停電が有ったそうですが、最近ではもう停電はしなくなったそうです。 2004年8月にウルムチで一度停電が有あったそうですが、5分だったとのことです。 工場に機械を納品している方からの情報として、殆どの工場にコージェネレーションが設置済みで、今年から電力が時間制限だった工場は、シフト方式に変わり、A地区工場は、月、水の夜10時以降、B地区は火、木10時以降等となり、既に工場側の対策は 終わっているとのことです。 しかも、三峡ダムの他、今年から広東地方に原子力発電所も出来、原子力発電比率を上げて行くそうですから、電力不足は言われているほど深刻では無いようです。 いいかえれば、停電が有る企業は元々力がなく設備投資が出来ない零細企業だと考えられそうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.16 17:13:15
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