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カテゴリ:政治・経済
今日の新聞に、小泉首相は硫黄島への慰霊に行く旨の記事が載っていた。そして靖国にも行くと。戦没者に対し、慰霊の心を持って行動するのは憲法に保障された信仰の自由でもあり、個人の自由ではあるが、首相が行なうことはやはり個人的行為ではないと思う。
変な例えだが、首相がコンビニに行ったとする。一人で行けるか?否、必ず護衛がついていく。かように、首相である限り、私人であるということはありえないのではないだろうか。そのことを盾に取り、中国等の国々がいろんな面で圧力をかけてきているが、それは私人の小泉純一郎に対する圧力ではなく、日本国の政治的代表である首相、小泉純一郎がなす行為だからであり、その影響は日本国に及ぶものである。 卑しくも日本国を代表する政治家である首相は、もっとグローバルな視野を持ち、行動の是非を考えるべきであるにもかかわらず、例えそれが公約の一つであったにせよ、一億二千万人を越える国民の生活、生命を脅かすような行為に、自分の信念、公約に基づくことだからという言い訳が通用するものなのだろうか? 私人と公人の区別もつかない一国の代表が、今、なそうとしていることは、一つのファッショとまで言っても言いすぎではないのではなかろうか。 お国のためになくなられた英霊に対し、慰霊の心を表すのは、たった年に一度の参拝だけしか手段がないのだろうか?本当にそんな気があるならば、毎日、朝に夕餉に、心の中で手を合わせ、ご冥福をお祈りすることの方がよほど気持ちがこもっていると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.19 09:34:54
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