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カテゴリ:中国株・FX
青島ビールがタイ市場に進出
先日、青島pi酒(泰国)営銷有限公司合資協約調印式が青島市で行われた。青島ビール総裁金志国氏は記者の質問に対し、これは青島ビールが製品の輸出から技術、ブランド、標準の輸出へ、そして現地生産販売への転換を表す出来事であると述べた。 この合弁によって設立される青島pi酒(泰国)営銷有限公司はタイの首都バンコクに登記され、登録資本金は1500万バーツ。 出資比率の内訳は、青島ビールが株式の30%、タイ側が株式の70%を保有する。 業務内容は主にタイ市場での青島ビールの市場開拓及び販売網の構築を担当し、この合弁企業を基礎にして、OEM生産や海外工場の設立等の事業を行い青島ビールグループとタイ現地のビール会社と協力関係を深める事を目的とする。 これは中国のビール業界がタイに設立した初の会社となる。 東南アジア各国では高い関税のため、青島ビールが市場に進出することは難しく、タイでの販売実績はほとんどゼロに等しかった。 今回設立された青島pi酒(泰国)営銷有限公司は、青島ビール初の海外現地生産販売の試みで金志国氏によると、これはまだ始まりに過ぎず、今後タイでより多くの活動を行なう予定であると話している。 タイの年間平均気温は29度もあり、一人当たりの年間ビール消費量は中国の約3倍で年間の消費量は159万キロリットルにもなり、ビール業界にとっては注目に市場となっている。現在青島ビールは中国18の省市自治区に50の子会社を所有しており、年間の生産能力は510万キロリットルにも達している。
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最終更新日
2005.07.30 13:11:14
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