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2回生の子を持つ父母を対象にした就職に対する公演、懇談会が子供の学校であり、初めて子供の学校に行ってきた。
公演者は、大丸のCEOで、景気回復局面にあるなか、2007年問題(団塊の世代の大量定年退職問題)があり、企業は採用数を増やしていく傾向にあるが、既に民間企業では終身雇用制等の従前の慣習は崩壊しているといってよく、今後、確かに新卒採用の窓口は広がっていくが、バブル時期のように誰でも彼でも採用するというスタンスには立っていない。何故かというと、その時期に採用した社員には、企業として言葉は良くないがお荷物となっている社員が結構おり、企業もそのようなてつを二度と踏まないため、ただ単に成績が良いとか、いい学校を出ているとか言うことで採用に当っては評価はしない。いかに企業の面接担当に、自分自身を売り込んでいけるかといった面を重視している、聞かれたことに対し、いくらいい答えをしても昔のように評価はされない。 就職の面接に当っては、聞かれる以前にいくら自分を売り込める(売り込むことがある)人間であるか、他との差別化というか、そういった面があるかないかという点に着目している。 また、採用後は、どれだけ企業を愛し、仕事を愛し、前向きに仕事に取り組んでいるかかなどを評価の対象にし、新卒3年後の次の異動が大きな人生の転換点になる。 そして、何れ官公庁職員や教員にもその波が訪れる。 といったような内容の話だった。 正直言って、そんな話、我々の世代になると、わざわざ言われなくっても当たり前の話であると感じたのだが、それが、今の学生に当てはめると必ずしもそうではないらしい。 その後の、学部ごとの懇談会でも、同じような話がされ、その原因として、我々の世代は、良くないことをしたら先生にしばかれたり、立たされたりしていたが、今は、それが、やれ体罰だ、云々だといわれる世の中になり、教師自体が子供達にまともな生活指導を出来なくなっている(直接言葉には出さなかったが、暗にそのような子供達の親、つまり我々が子供達をちゃんと社会生活的な側面の教育をしてこなかった)ことが大きな原因であるというようなことが話された。 自分としては、わざわざ話を聞きに行くまでも無く、当たり前の話ばかりに思ったが、その旨家内に話したら、いつものように、自分の言っていることに対し、どうのこうのと頼みもしないのに論評を加える。それがあかんのやと言うと、口先ではわかったようなことをいっているが、やれ自分の子となると、言い方が嫌らしい云々・・・という答えが返ってきた。 それがあかんのやと自分はいうが、母親というものは(我が家がたまたまそうなだけかもしれないが)理解できないようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.04 22:07:40
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