【東京6大学野球】慶應・加藤投手、3連投286球で最後に力尽きる
■早大 8-2 慶大■慶大 000 001 010 =2 早大 300 000 05X =8 どっちが勝ったかということより、慶應義塾大のエース加藤投手(川和高)がよく投げた。これに尽きる。早慶戦の1回戦で完投で120球、2回戦が28球、そして今日の3回戦が完投で138球。3日連荘(れんちゃん)で286球。今日も加藤投手が先発であろうことは予想していた。なぜなら二番手がいない。他にいないから。それが今季の慶應の最大の弱みだ。1回表、早稲田の攻撃。5番・小野塚(早実高)の中前適時打と6番・大西(観音寺一高)の中越えの二塁打で一挙3点。「初回の早稲田」の本領発揮。慶應は6回に1点、8回にも1年生の松尾(鳥栖高)の左越えの二塁打で2点目を加点。昨日のゲームに似た展開になったが、8回裏の早稲田は打者一巡の猛攻で完全にダメを押した。4番・田中幸(宇和島東高) 左前打5番・小野塚(早実高) 送りバント代打・山川(中京高) 左前打(1年生。今季代打で3回打席に立ち、3打数3安打)7番・宮本(関西高) 右前打8番・本田(智弁和歌山高) 遊ゴロ-野選9番・細山田(鹿児島城西高)遊飛1番・上本(広陵) 中越え二塁打2番・前田将(早実) 右前打3番・松本(千葉経大付高) 内野安打 ・ ・ ・この回、慶應の加藤投手の疲れはピークに達していた。3連荘で280球も投げれば、ふつう誰だって疲労する。ボールが突然上ずり制球が乱れた。インターネット放送のアナ氏はしきりと加藤に同情していた。その通りだと思う。慶應、秋までの課題は、もうひとりの投手を育てることなんだろう。そうでないと加藤が潰れてしまう。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。