奇策も空し! 田中賢の一発に敗れる
「労多くして益なしだったな」と、ノムさん。惜しいゲームだった。先発の愛敬(金光一高 - 帝京大)が7回まで1失点の好投。9回には阪神時代のような奇策に打って出る。打者の田中幸(都城高)を迎えると、投手の小倉(鹿沼商工高)が一塁を守り、河本(田布施工高)を投入。田中幸が四球を選ぶと、また小倉がマウンドへ。阪神時代の「遠山-葛西-遠山」みたいだ。9回はこの奇策で何とか凌いだものの、延長10回に田中賢(東福岡高)のサヨナラ本塁打が飛び出してジ・エンド!10回表、藤井(近大付高-近畿大)の二塁打で一気に本塁を狙って憤死した関川(桐蔭学園高-駒沢大)のプレーを惜しんでみるが、それも所詮「結果論」だしなぁ...。いずれにせよ楽天、安定した戦いぶりだ。■田中賢介(東福岡高-日本ハム)平成10年の春夏、11年の夏と計3回も甲子園に登場している。平成10年夏、田中が2年生ながら1番・遊撃手で出場。エースは村田修一(日本大-横浜)。が、一回戦の豊田大谷高と対戦し4-6で初戦敗退。その豊田大谷には、現・横浜の古木克明がおり3番を打っていた。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。