横浜高・小倉部長辞任に!
どえらいことになってきたぞ、高校野球界。日刊スポーツでは一面に「横浜も辞退へ」と大見出し。続けて、「授業料免除の部員が数人・・・小倉部長辞任」だと!「西武の裏金」に端を発した「特待生問題」が、あまりに大きな渦となって、高校野球界に様々な波紋を広げている。これまで卓越した戦術・技術理論で高校野球界をリードしてきた横浜高・小倉清一郎氏(62)までがこの巨大な渦に飲み込まれた格好だ。監督・渡辺元智氏との二人三脚で、選手のスカウティングも積極的に行ってきた。江戸川南シニア時代の松坂大輔(現・レッドソックス)の「腕の振りの速さ」に惚れ込んだ小倉氏の眼力によるものという話を聞いたことがある。卓越した戦術や技術理論も、それを実現できる選手の素質があって初めて成立すること。勢いスカウティングに注力するのは、当たり前といえば当たり前。昨日まで申告した学校数は全国で73校。この顔ぶれを見たとき、いったいどこまでが「可」で、どこからが「否」なのか、その境界線がよくわからない。申告の締め切りは今日2日。横浜高が申告したことで、今日多くの高校の申告が殺到するのかもしれない。さて、埼玉高校野球。今日は準々決勝の4試合が行われる。■浦和学院-本庄一 ■滑川総合-花咲徳栄 ■埼玉栄-富士見 ■春日部共栄-成徳大深谷 上記の内、すでに4校が申告し(青色)花咲徳栄と埼玉栄の2校は、たとえ今日の準々決勝で勝利したとしても、準決勝への出場辞退を決めている模様。だとすれば今日の結果に関係なく、滑川総合と富士見の準決勝進出が決まっている中での今日の戦い。高校野球史上、前例がないであろう戦いが、今日プレイボールとなる。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。