東洋大・上野大樹が2勝目(通算)
東都大学1部リーグ。今日行われた東洋大vs日本大(2回戦)はスコア8-0で東洋大が圧勝、このカードの勝ち点をあっさりと獲得した。これで今季の成績を6勝1敗、勝ち点3とし、現時点で2位の亜細亜大(3勝2敗、勝ち点1)を引き離してトップを独走中だ。昨年まで「投」の大黒柱だった大場翔太(現・ホークス、八千代松陰高)が抜けたにもかかわらず、このダントツぶりはすごい。今日は、エース格で背番号「18」をつける上野大樹(4年、帝京高)が日本大打線を完封して、勝利投手となった。9回、被安打3、与四死球2、奪三振8、自責点0。上野大樹。調べてみると、昨年は大場翔太に次ぐ2番手投手の存在だった。でも、秋にリーグ戦初勝利を挙げたものの、あまりに大場が大車輪の働きを見せた影響もあって、今日の勝利はまだ通算2勝目に過ぎない。今季、内山拓哉(1年、浦和学院高)や乾真大(2年、東洋大姫路高)ら若手投手陣が次々に勝ち星を挙げる状況にあって、以前から「大器」と呼ばれた上野には、ちょいと淋しい成績ではある。帝京高時代は、02年夏の甲子園に一度だけ出場している。計算してみると、どうやら1年生の時のようで、背番号「16」をつけた控え投手としての出場だった。この時、上野は登板しなかったが、エース・高市俊(現・ヤクルト、青山学院大)の活躍でどんどん勝ち上がっていった。だが準決勝までコマを進めたものの、智弁和歌山高にスコア1-6で敗退した。 1日1クリックお願いします>>人気ブログランキング