プロ野球、去る人・来る?人
最近の記事から。 ■今月25日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した土井正三氏のこと。葬儀・告別式が29日、東京都大田区の池上本門寺で営まれた。弔辞を読んだのは、V9時代に監督だった川上哲治氏。「守備や走塁がどれほど大事か。ファンの野球を見る目を変えた君は、日本一のチームプレーヤーになった。王、長嶋が気の抜けたプレーをすれば、真顔でかみついた。君なくしてV9はなし得なかった。V9は遠い伝説となったが、心は1つだ。土井よ、ありがとう。さようなら」と別れを告げた。 (参考:日刊スポーツ)そして毎日新聞は、川上さんの弔辞の内容を次のように伝えていた。オリックス監督としてイチローの才能を見出せなかったと批判されたことに関して、「君はイチローの才能をはじめから見抜いていた。『いい新人が入ったからキャンプに来てください』と、オーナーを誘ったという話がある。それが何より証拠」と述べた。(以上、毎日新聞)テレビには川上哲治さん、黒江透修さんらの姿が映っていた。川上さんは脇を他人に支えてもらってやっと立てる状態だったし、黒江さんの風貌もかなり老いたようにボクには見えた。V9時代は遠い過去になったものだ。しみじみとそう思う。◇土井正三の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。「土井正三さん、最期の思いは?」 (2009.9.25) → こちらへ。◇川上哲治の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。「川上哲治のファンサービス」 (2009.7.22) → こちらへ。◇黒江透修の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。「V9の正遊撃手・黒江透修」 (2007.6.10) → こちらへ。■そして、花巻東高・菊池雄星のこと。これも毎日新聞から。花巻東の菊池は(国体)準決勝の都城商戦で、2-3で1点リードされた9回二死二塁の場面で代打出場。菊池は初球をたたいたが、鋭いライナーは遊撃手の正面を突いて試合終了となった。「自分が最後の打者でいいのかなという思いもあったが、幸せです」と話した。卒業後の進路については「向こう(岩手)に帰って、親や先生と相談します」として明言を避けた。(以上、毎日新聞)◇菊池雄星の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。「泣くな菊池、甲子園の花!」 (2009.8.24) → こちらへ。 今日も1クリックお願いします