東京六大学リーグ~まだ途中だけど、勝手に中間の総括を!
東京六大学リーグ、今日までの結果報告と、これまでの中間総括を勝手に行いたい。■現時点の1位は、ボクの予定に反して慶應義塾大。チーム打率(.291)、チーム防御率(1.67)ともにリーグトップの成績で、まるで文句のつけようがない。昨年の成績が偶然ではなかったということか。打撃を牽引するのは4番・伊藤隼太(4年、中京大中京高)と3番・山崎錬(3年、慶應高)。特に伊藤は打率.500、4本塁打、12打点の好成績。投手ではエースの竹内大助(3年、中京大中京高)が安定感を欠きながらも何とか踏ん張り、その後に福谷浩司(3年、横須賀高)が好救援して勝ちを拾うといったパターン。福谷は昨年までの早稲田・大石達也のような存在に見える。(今後の予想)5月14日~始まる明治大戦がポイント。打線が野村祐輔(4年、広陵高)をとらえることができるか。もし明治大から勝ち点を奪うことができれば優勝がほぼ決まる。■暫定2位は明治大(ただ先々週、明治大は立教大に敗れて勝ち点を献上しているため、実質は2位・立教大と思うが)。チーム防御率1.87はリーグ2位。説明するまでもなくエース・野村祐輔が引っ張る。打撃では島内宏明(4年、星稜高)が絶好調、打率.500で堂々のリーグ1位をキープしている。(今後の予想)立教大戦で勝ち点を失ったのは大きな痛手だった。だが慶應の快進撃を止めることができるのは明治大しかない。野村が持ち味の安定感を発揮して2勝することで優勝戦線に生き残りができる。■暫定3位は立教大(上記の理由で実質的には、立教大が2位だと思う)。チーム防御率2.05はリーグ3位。この安定した数値の理由は左腕・小室正人(3年、日野高)の孤軍奮闘にある。すでに6試合を投げて3勝2敗、防御率1.51は立派。チーム打率が.230と心許ないため、小室が今の調子を続けるしかない。岡部賢也(3年、立教新座高)の不調は誤算。打撃陣で好調なのは3番・那賀裕司(4年、大阪桐蔭高)。だが那賀に続く打者がいないのがもどかしい。(今後の予想)優勝を十分狙える位置をキープしている。今日の早稲田戦に勝利し、明日の2回戦も勝利するだろう。ポイントになるのは来週の法政大戦。小室がどこまで対応できるかがカギ。■暫定4位は法政大。先週、慶應に連敗したのは痛かった。今後、立教、早稲田、明治と対戦が続くため苦戦を強いられる可能性が大。チーム打率.260はリーグ2位、6番・原田直輝(4年、宇部商高)と1番・建部賢登(3年、桐光学園高)が活躍しているが、投手陣が弱い。三上朋也(4年、県岐阜商高)が防御率5.73と安定しないことが最大の原因。(今後の予想)打撃陣はそこそこに打つことは可能だろう。問題は投手陣、エース・三嶋一輝(3年、福岡工高)も慣れない先発でどこまでしのぎ切れるか不安が残る。■5位以下は省略。1日1クリックお願いします