【18U ワールドカップ】アマチュア球界(高校・大学)は日米「因縁」の一年だった
■今日は、プロ野球・イースタンリーグのロッテvsヤクルトを観戦した(ロッテ浦和球場)。すると、スタメンに名前はなかったが、昨秋のドラフトでロッテから3位指名を受けて入団した田村龍弘(光星学院高)の姿を見つけることができた。まだルーキーながら、ユニフォームの着こなしは実に堂々としたものだった。(写真)攻守交代時に、外野手とキャッチボールする田村龍弘■光星学院高時代の活躍については説明するまでもないが、ボクが一番思い出すのは、昨年9月に開催された18U(18歳以下)ワールドカップのこと。米国選手たちのラフプレーがあまりに異常で、捕手の森友哉(当時、大阪桐蔭高2年)が2度も吹き飛ばされたし、サードの田村も米国選手の猛烈な体当たりを浴びて、その場に突っ伏した。この時のことを、ボクはブログに「米国選手たちよ、君たちに野球をやる資格はない!」と書いたところ、読者の方から賛否両論のコメントをいただいた。否とするものは、大半が「野球とベースボールはそもそも違うものだ」というものだったが、正直なところ、ボクは未だに納得しかねないでいる。(動画)昨年の18Uワールドカップで米国選手のラフプレーを受けた田村龍弘と森友哉■さて、今年も18Uワールドカップが始まる。※当初は8月30日開幕の予定だったが、雨のため順延され、今後の予定が以下のとおり大幅に変更され、開幕が遅れている。日本はほぼ間違いなく第1ラウンドは通過し、第2ラウンドに進出するだろう。問題はその第2ラウンドのどこかで米国と対戦することだ。昨年の経験を踏まえ、解決策を見出していればいいが、下手をすれば捕手をはじめ、いたずらにケガ人を増やすことになりかねない。万一解決策がないのであれば、第1ラウンドを負け続け、さっさと帰国する方法もある。<第1ラウンド>9月1日(日)13:00~ 対チャイニーズタイペイ9月2日(月)10:00~ 対メキシコ、19:00~ 対ベネズエラ9月3日(火)15:30~ 対チェコ9月4日(水)13:30~ 対カナダ<第2ラウンド>9月5日(木)~■日米の「因縁」は高校だけではない。今年7月に開催された日米大学野球第5戦も、あわや乱闘寸前の警告試合になった。きっかけは岡大海(明治大4年)が受けた死球。怒った岡が、相手投手を目掛けてヘルメットを投げつけたことで、両ベンチから監督、選手が飛び出す騒ぎになった。思えば、アマチュア球界(高校・大学)は日米「因縁」の一年だった。この一年の「流れ」は18Uワールドカップにも引き継がれるのか?(動画)日米大学野球の第5戦。死球に怒る岡大海今日も1クリックお願いします