【東京六大学2017春】立教が18年ぶり優勝!~今日の早慶戦、NHK解説の話を聞きながら思ったこと~
東京六大学野球春季リーグ最終週第2日は28日、神宮球場で行われ、試合がなかった立大の1999年秋以来35季ぶり13度目の優勝が決まった。 優勝の可能性を残していた慶大が早大2回戦に6-12で敗れて1勝1敗となり、3回戦に勝って勝ち点4としても、同4で全日程を終えている立大を勝率で上回れなくなったため。(毎日新聞)立教大の関係者やファンの皆さま、優勝おめでとうございます!全日本大学野球選手権でも、ぜひ優勝してください!!さて今日の早慶戦、NHK解説の鬼嶋一司さん、應武篤良さんの話に耳を傾けました。ここ数年、試合を見るよりも解説者の話を聞いているほうが面白い。應武さんの話、「有力な選手が揃っていることが、必ずしも優勝の条件ではない」。今季の立教を見ていると、まさにそうだな!と思います。ここ4年ほど立教の選手層は常に厚く、いつ優勝してもおかしくなかったのに、あと一歩手が届かなかった。そして今季は有力選手がごっそり抜けた直後ということもあって、いわば「谷間の年」。開幕前に立教を優勝候補に挙げた人はいなかったでしょう。それでも優勝したのは、シーズンを通した「流れ」を味方にできたから。具体的には4月15日、立教ー法政1回戦。9回裏二死の場面で飛び出した山根佑太(4年、浦和学院)の同点本塁打だと思います。あれで立教は流れに乗れた。結局、延長12回引き分けになるのですが、もし山根の本塁打がなかったら法政が立教から勝ち点を挙げ、立教の優勝はなかったでしょう。(写真)4月15日、立教ー法政1回戦。立教が1点を追う9回裏二死走者なしの場面で、山根が同点本塁打を放つ。<関連記事>立教・山根佑太、9回裏土壇場の奇跡的な同点弾!