【高校野球(西東京)2023夏】日大三高が日大鶴ケ丘を下し、2年連続19回目の優勝~思い出す昭和47年春の甲子園決勝戦
西東京では日大三が日大鶴ケ丘との“日大対決”に勝利し、2年連続19度目となる夏の甲子園出場を決めた。夏の全国制覇2度、甲子園通算37勝を誇る名将・小倉全由(まさよし)前監督(66)から4月にバトンを受け継いだ三木有造監督(49)が初となる夏采配で、激戦区の頂点に導いた。(スポーツ報知) 日大三のエース・安田虎汰郎は昭和の名球会を愛し「村山実さんの闘志と小山正明さんの制球力を兼ね備えた投手になりたい」と理想を掲げる18歳とか。なんとも頼もしい高校生だ。 さて、日大兄弟校同士の対戦というと、昭和47年センバツの決勝戦、日大桜丘ー日大三高戦を思い出してしまう。日大桜 010 100 021 =5日大三 000 000 000 =0(桜)仲根、(三)小曽根、待井 この試合は、のちに近鉄で活躍する”ジャンボ仲根”こと、190㎝の長身エース・仲根政裕を擁しての甲子園初出場・初優勝だった。2連覇を狙う日大三は吉沢俊幸(のちに早稲田大ー阪急)や待井昇(のちに西鉄)らの好投手がいたが、桜丘打線が5点を奪い、仲根が完封勝利した。