テーマ:今日の出来事(291723)
カテゴリ:シニア世代の過ごし方
NHKスペシャル『アルツハイマー病をくい止めろ!』を見ての感想を。 ■現在、世界の認知症患者は4,400万人、2050年には1億2,500万人に達する見込みという。およそ35年後には、日本の人口まるごと認知症になる計算だ。その頃、ボクは生きているのか、死んでいるのか。いやいや、認知症の真っただ中で、家族をはじめ周囲の人たちに散々迷惑をかけているのかもしれない。 そう、この認知症の厄介なことは、まさにそこにある。がんや心臓病などの成人病と比べ社会的費用(家族の介護時間も金銭に換算)が圧倒的に高く、今後は家計の問題だけでなく、世界経済にまで影響を及ぼすだろうと予想されるほど。 下の図をご覧いただきたい。(図はNHKスペシャルより) (2)そして二つ目は、「タウ」というたんぱく質の存在。アミロイドβが発生しておよそ10年後、アミロイドβを追うように神経細胞に発生してたまり続け、神経細胞に止めを刺すのが「タウ」(最も悪い奴はアミロイドβではなく「タウ」なのだ)。そして「タウ」が神経細胞を破壊した結果、記憶の中枢である海馬が委縮し、記憶力の低下が起きる。
■これまでアルツハイマー病の進行は食い止めることができないと言われてきたが、敵の全貌がわかれば、手だてを考えることも可能だ。いま世界の研究者たちは、それぞれの角度から臨床試験を始めている。 (2)また、アミロイドβを撃退する新薬としてはガンテネルマブがある。これまで発症後の患者を対象に試験を行っていたため効果が得られなかったが、DIAN研究の結果、そもそもアミロイドβは発症後には減少することがわかり、現在は対象を「軽度認知障害」者に切り替えて新たな試験を行っている。
内容はとても簡単、ウオーキングしながら算数の計算をするというものだ。 なぜ、これが注目されるのか? その理由は、 従い、仮に「タウ」の増加により海馬の細胞が死滅しても、この運動が神経細胞を増やすことができれば海馬の委縮を防ぐことができるかも知れない、と言われている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.23 22:55:21
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