カテゴリ:ラグビー
■大学ラグビー全国選手権は2ndステージを迎えています。昨日(12月20日)は、法政大ー中央大の一戦がありました。 法政はチグハグな拙攻が目立ち、これではワンサイドになるのか? なんて心配しましたが、後半が始まると、法政が突然息を吹き返したように素早い展開を見せ、終わってみればなんと中央28-36法政と、法政の大逆転勝利。アマチュアである以上、予想しないことが起きることはままあることですが、法政の前・後半の動きの違いはいったいどうしたのでしょう? その理由は、ハーフタイムの際の法政・谷崎重幸監督の言葉にあったというのです。 「(法政は)前半はどうやって得点しようとするのか、そのイメージが共有されていませんでした。でも後半になると、2人目、3人目の寄り(サポート)が急に速くなりましたね。そして谷崎監督の言葉どおり、一回ヒットしてもすぐに倒れず前に出る、ボールをつなぐという意識が皆で共有されたようです」。 「監督・コーチの言葉というのは、有益にも有害にもなります。ハーフタイム時にダメなところだけをコメントすると、選手にはそれだけがインプットされてしまう。そうではなく今はこうだけど、このプレーに集中したら良くなるね、というポジティブなイメージを持たせるとチームが変わるのです」。 「前半と後半の間に法政が修正できたポイントは、谷崎監督のコメントにありました。『前に出る』『足を運ぶ』『キープを続ける』がインプットされて、それを達成するために自分がどんなプレーをすればよいかを選手個々が考えたのです。その結果が大逆転勝利につながりました。要は、監督やコーチのコメント力次第ですね」。
(写真)法政大・谷崎重幸監督。~J-SPORTSより。(以下も同じ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.12.21 23:35:30
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