カテゴリ:高校野球
今日の第3試合、智弁和歌山ー興南の試合。9回表、智弁和歌山の攻撃中にとても不可解なシーンがありました。一死走者一塁の場面、打者のカウントは1-1。ここで一塁走者は二塁へ盗塁を試みました。捕手は二塁へ矢のような送球で走者はアウト。さらに打者は空振りした後に捕手の送球を邪魔したとみられ、打者も守備妨害でアウト、結局3アウトでチェンジとなりました。
盗塁アウトと打者の守備妨害でダブルプレー、チェンジ??? 両チーム何人かの選手は事情がつかめないながらも攻守交替を始めました。打者の守備妨害と盗塁アウトでダブルプレーになるものか? それが私の疑問でした。 するとその時、主審がマイクを握って事情を説明。「打者が捕手の送球を妨害したため、打者をアウトとします。そして走者を一塁に戻して、二死一塁で再開します」と。 打者がアウト? 走者は一塁に戻って再開? 実況アナもよく分からない様子。私もますます分からくなりました。 すると、また審判がマイクを握って説明しました。「訂正します。走者がアウトになりましたので、二死で、かつ打者は1ボール2ストライクの場面から試合を再開します」。 ここでNHK実況アナは、説明しました。「守備妨害があって、その対象の一塁ランナーをアウトにしたという判定になります」。 うん??? それでも私はよく分からなかったのでネットで調べてみました。するとこんな解説がありました。 「守備妨害はあったがキャッチャーが送球して盗塁をアウトにした場合、盗塁のアウトが優先。守備妨害は取り消しとなる。もしアウトにできなかった場合は、バッターがアウトとなる」 なるほど、そういうことだったか。 ルールはほんとに難しい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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